お魚料理に必ず添えられているのが“大根のツマ”や“大根おろし”。単なる添え物だと思ったら大間違い。特に大根おろしには美容や健康にいい成分がたくさん含まれていて、ダイエットにも非常に効果的です。毎食に大根おろしを加えるだけでダイエットに成功したという声も続々。大根おろしの効果について検証してみましょう。

“大根おろし”に含まれる注目の成分

大根は生で食べても煮物にしても美味しい野菜ですが、大根おろしにすると他の食べ方では摂取できない成分をいただくことができます。それは辛みのもとになるイソチオシアネート。この成分には活性酸素を抑える効果があることが分かっています。また大根には消化酵素のアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなども含まれます。これらの消化酵素の働きで、例えば脂の乗った秋刀魚をさっぱり美味しくいただくことができるわけです。消化酵素は実はダイエットにも効果的。加熱すると壊れてしまうので、大根おろしを食べることで消化酵素を効果的に体内に摂り入れることができます。

辛み成分イソチオシアネートの効果とは?

イソチオシアネートは抗酸化力が高く老化の原因ともいわれる活性酸素を抑制する働きがあります。健康効果も高いのですがダイエットに効果的なのは、イソチオシアネートに「代謝を高める働き」があるから。代謝が高まれば脂肪が燃焼し、痩せる効果が期待できます。このイソチオシアネートを摂取するには生のまま食べるのではなく、大根おろしにする必要があります。大根の細胞が傷つくことによって、イソチオシアネートが生成されるためです。大根おろしにすると辛みが増すように感じませんか?これがイソチオシアネートができている証拠です。

大根の消化酵素もダイエットの力に!

大根に含まれている消化酵素は、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼの他にもいろいろです。効率よく消化を促進する働きがダイエットにいいのはもちろんですが、酵素は健康な体を保つためになくてはならない成分。酵素ダイエットが話題になっていますが、大根を食べることで簡単に酵素を摂り入れることができます。消化酵素は加熱すると失われてしまいます。大根おろしにすれば、生の大根をそのまま齧るよりもたくさん食べることができます。

辛み成分のイソチオシアネートは、大根を擦りおろしてから時間が経つと失われてしまいます。大根にはビタミンCも含まれていますが、やはり時間の経過によって失われやすいのが特徴です。これらの成分の効果を実感したいなら、大根を擦ったらすぐに食べてしまうのがポイントです。大根おろしで健康的にダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょう?


writer:岩田かほり