朝購入したゴルフシューズで好スタートを決めた米山剛(撮影:ALBA)

写真拡大

<ファンケルクラシック 初日◇20日◇裾野カンツリー倶楽部(6,911ヤード・パー72)>
 今季からシニアデビューした50歳。市村正親似の甘いマスクはシニアツアーでも輝きを失っていない。国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の初日。ルーキーの米山剛が5バーディ・1ボギーの4アンダーで回り、首位と3打差の5位タイで滑り出した。
最新フォトを毎日更新中!男子ツアーフォトギャラリー
 輝いたのはプレーとマスクだけじゃない。この日の米山は足元から輝いていた。違和感を覚えたのはこの日の朝。コース入りしてゴルフシューズに履き替えたが、どうもしっくりこない。そこで、目に止まったのが裾野CCのショップに並んでいたシューズだ。
 真剣な表情で物色を始めその場で試着すると即購入。キャディも「え、それで今日やるんですか?」と驚きを隠せなかったが、真夏の太陽を反射するニューシューズを着用してフェアウェイに踏み出すとそのまま4アンダーをマーク。「今日朝合わなくて買ったんです…。良かったですね」と照れくさそうに笑った。
 通常プロは契約メーカーからシューズの提供も受けるが、契約を結ぶヨネックスのシューズはまさに今フィッティング中。別メーカーのものを着用していたが微妙に足に合わなくなってしまっていた。とはいえ、プロゴルファーがプレー前にシューズを買ってスタートするのは異例。購入したのは定価33,000円のところ、型落ち品のため19,800円にお値引き中。最後の一足だったが、米山の足にピッタリとフィットする運命的な出会いだった。
 米山は1999年に3勝をマークして一躍人気プロとなったが、レギュラーツアー晩年は首に抱えた故障に苦しんだ。2006年にシード落ち。気がつけばシニアデビューの年を迎えた。それでも、5年ほど前から谷将貴コーチのもと、首に負担のかからないスイングへの改造に着手。シニアデビューイヤーはまずまずの戦いを続けている。シニアでの再起を確かなものとするためにも、運命の一足に導かれた好スタートを結果につなげたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>