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8月19日に楽天が新サービス記者発表会をするというので取材した。
通常はプレスリリースに何の発表をするのかが書かれてあるのだが、一切書かれていないので行ってみるまで何の発表なのだかわからない。こういう発表は期待が高まるものだ。在京キー局も取材に来ているようだ。
会場で手渡された報道資料を見ると「楽天アプリ市場(いちば)」の発表会だった。

その前に、話は前後するが、記念トークセッションで南明奈(アッキーナ)さんが登場したので、その模様からお伝えする。

アッキーナはスマホに一体いくつのアプリを入れているのか?そんなトークが繰り広げられ、トークセッションの前に数えたらしいのだが、52個のアプリが入っているという。

ゲーム大好きのアッキーナは特に育成アプリが大好きだということ。
育成アプリは女性もやるんだと妙な感じがしたが、なにも美少女育成だけが育成アプリではないのでこれは記者の間違った先入観なのだろう。

同日スタートした「楽天アプリ市場」は、Android限定のアプリで、大手アプリプラットフォームが取る30%の販売手数料を細分化し、15%を楽天が、10%をアプリ購入者にポイントとして還元し、残り5%をデベロッパーの手数料軽減に充てるという。
現在オープン記念で300ポイントプレゼントキャンペーンをしているというので、記者もその場でアプリをダウンロードして試してみた。

もともと、記者の楽天ポイントは328ポイントあった。

キャンペーンにエントリーして、好きなアプリ2つをダウンロードし、起動させるだけで300ポイントがもらえるという。

これでエントリーは完了。お次はアプリのダウンロードだ。

トップページに「めざましマネージャー」というアプリがお勧めとして表示されていたので、それを選択。

キャラクターが出てきて起こしてくれるらしい。
あと一つ適当なものを選んで、起動。

しかし、8月21日現在もポイントは増えていない。

よく見ると、特典ポイントはキャンペーン終了日より1か月以内に、ポイント付与日から1か月後の23時59分まで使える期間限定ポイントと書かれてある。
で、キャンペーン終了日とはいつなのかというと、9月5日18時59分となっている。なんだか釈然としないが、すぐにポイントが付与されれば別のアプリ購入に充てることも可能だが、これでは忘れてしまい失効させる可能性が高いポイントだと感じた。

この新サービスはトレンドマイクロとタイアップしており、登録されるアプリの安全性の面からと、ユーザーの月1回の不正アプリ対策機能サービスが付く。
この点について質疑応答での記者団から要旨、次のような質問が投げかけられた。

インストールするアプリは安全性が担保されても、楽天アプリ市場のアプリそのものをインストールする際には「提供元不明のアプリ」を許可するセキュリティオプションをONにしなければならず、このアプリを使い続けるには常時このオプションをONにしておく必要があるが、そうすると他の部分でのセキュリティーが保たれず、悪意のあるサイトに誘導されてしまう可能性があるのであないか?

これに対して、楽天側の回答は、次のようなものだった。

楽天アプリ市場に限らずGoogle Playでも完全にセキュリティーが保たれているわけではないので、そうならないように万全を期したい。

と、全く答えになっていなかった。Google Playにもそういう面があるのだから、楽天だけの問題ではないと記者には聞こえた。だから身元不明なアプリはデフォルトでインストールできないようになっているのではないだろうか。あきれた記者団からさらに突っ込みが入る。

それでは月1回の不正アプリ対策というのは甘すぎると思うんですけど。

これには、他の報道関係者も一様にうなずき、記者もそう思わざるを得なかった。
すでに移動体通信キャリアでは定額でアプリ取り放題というサービスが一般化しているが、果たしてこれに対抗できる勢力となりうるのか。
本家Google Playとの差別化はポイント還元を強調する楽天。しかし、Googleは不定期ながらも数百円の使用権をユーザーにばらまいている。
今後の動向に注目が集まるだろう。

※写真はすべて記者撮影

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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか