北京五輪でも注目された現代美術界のスーパースター!横浜で「蔡國強展:帰去来」

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2008年の北京オリンピックで、開会式と閉会式を飾った迫力ある花火の演出を覚えている? このとき、視覚特効芸術監督として世界中の注目を集めたのが、NY在住の中国人アーティスト、蔡國強(さいこっきょう)氏。そんな彼の、日本では7年ぶりの大規模個展が、横浜で開かれているとか。アート女子は注目して。

2015年10月18日(日)まで開催中の「蔡國強展:帰去来(ききょらい)」は、現代アートのスーパースターによる驚きに満ちた作品がずらりと並ぶ美術展。

今回の目玉は、2006年にベルリンで公開された後にニューヨークや上海などで話題をさらった作品「壁撞き」。日本初公開のこの作品、約40mの空間いっぱいに広がる99匹の等身大の狼のレプリカは、リアルな存在感を持ちながら、非現実の空間へと引き込まれるよう。
蔡氏は、上海で舞台美術を学んだ後、1986年末に来日して筑波大学に在籍。日本滞在中に火薬の爆発による絵画を発展させ、「爆発のアーティスト」として国内外の注目を浴びたのだとか。今回の企画展にも、横浜美術館のグランドギャラリー(エントランス)で大掛かりな爆発を行った「火薬絵画」が登場する。

「この“火薬ドローイング”は、横24m、縦8mという巨大な作品です。迫力の爆破制作の様子は映像でもご覧いただけます」と、広報担当者さん。


また、9月4日(金)、11日(金)、16日(水)、18日(金)には、「学芸員によるギャラリートーク」(参加費無料・事前申し込み不要)もあり、作品の背景などについて教えてもらえるとか。興味のある人はこちらもチェックして。

美術館内の「Cafe小倉山」では限定メニューも登場。火薬作品をイメージした、口の中ではじける“ぱちぱちキャンディ”入りの「パステル花火パフェ」(756円)や、蔡氏が協力している「いわき万本桜プロジェクト」にちなんだ「桜スムージー」540円など、展覧会の余韻を楽しみながら、味わえる。

このほか周辺では、美術館の半券で特典やサービスを受けられる施設も多いので、デートの後の横浜散歩もおトクに。現代美術界のスーパースターのアートにふれて、横浜で充実した休日を過ごしてみては。

画像 上:《壁撞き》2006年、 狼のレプリカ(99体)・ガラス、 サイズ可変、ドイツ銀行によるコミッション・ワーク ドイツ銀行蔵
画像 下:火薬絵画《遠行》(2010年、火薬・和紙・木製パネル、42枚組、作家蔵)の爆破
(参考図版)