タマネギは硫化アリルの働きで疲労回復やイライラ防止にも役立つ健康食材ですが、タマネギの皮にはケルセチンという成分が豊富なことで再注目されています。ケルセチンは抗酸化作用が強いため体の老化を促進する活性酸素を取り除く効果も高いのです。そこで、いつもは捨てているタマネギの皮を使って「タマネギの皮茶」を作ってみませんか?

ケルセチンの働きで血液サラサラ、 美肌効果も!

ケルセチンはフラボノイドの一種で、主にビタミンCの作用を助ける働きをします。体内の活性酸素を除去する強い抗酸化力が特徴で、血流を促進したり血管を強くすることができるのです。血液がサラサラになることで、血圧を下げる嬉しい効果も。もちろん血流が促進されれば、皮膚や体の末端まで酸素や栄養が行き渡りますし、老廃物を速やかに取り去ることもできるので、美肌効果も期待できます。ケルセチンはタマネギの皮の部分に多く含まれているので、タマネギを食べるよりもタマネギの皮茶の方が効果的なのです。

タマネギの茶色の色素プロトカテキュ酸も抗酸化力がスゴイ

プロトカテキュ酸はポリフェノールの一種で、タマネギの茶色い皮の色素となるものです。もちろん、タマネギの皮の部分に含まれている栄養素です。ポリフェノールなのでケルセチンと同じように強い抗酸化力があります。コレステロールを減らす効果があるので、動脈硬化などの生活習慣病の予防にもピッタリ。血圧を下げる効果も期待できます。

簡単な「タマネギの皮茶」の作り方

いつもは捨てていたタマネギの皮を使って、自宅で簡単にタマネギの皮茶を作ることができます。タマネギ2個〜3個分の茶色い皮の部分を良く天日で干して乾燥させます。水を500ml沸騰させタマネギの皮を入れたら、中火で3分ほど煮立たせてでき上がり。冷やして飲んでも美味しいですし、もちろんホットにしてもGoodなお味です。ダイエット中の方にも嬉しいのは、カロリーゼロだということ。タマネギ特有の苦味が気になるという方は、スープの素を少し入れて食事の時に飲んでもOKです。

身近な素材で健康効果が高いタマネギの皮茶ですが、血圧を下げる効果が期待できるということは、血圧が下がりすぎる副作用も。低血圧の人は注意が必要です。血圧をコントロールするものではないので、高血圧の薬を服用している方は念のため医師に相談してくださいね。


writer:岩田かほり