三井不動産グループが開発する「柏の葉スマートシティ」

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空き家が増加する中でも資産価値をキープできる街はどこか。ダイヤモンドQ編集部が、公示地価の推移データを基に検証してみた。

 東京・秋葉原駅からつくばエクスプレスで30分──。千葉県柏市の柏の葉キャンパス駅を中心に三井不動産グループが「柏の葉スマートシティ」の開発に取り組んでいる。スマートシティとは、街全体の電力を管理した、環境配慮型の都市のことだ。

 全ての住宅にスマートメーター(情報通信機能付き電力計)を設置し、膨大なデータを収集することで、将来的に住民の生活を快適で豊かにする新しい商品・サービスを次々に誕生させることを狙っている。

 街づくりは進んでおり、すでに分譲マンション約1860戸を販売した。昨年7月には中核施設のゲートスクエアが完成。最先端の電力融通システムや、ベンチャー企業支援のための実験的オフィス、東京大学医学部と連携して健康増進サービスを提供する医療施設などが設置された。

 現在、36階建て超高層マンション「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」の建設工事が進んでいる。

 現地営業責任者は、「ゲートスクエアが完成して、スマートシティを意識している顧客が増加してきた」と手応えを感じている。

 三井不動産では、2030年に向けて柏の葉地区の居住人口を現在の5倍以上の2万6000人、就業人口は15倍の1万5000人にする目標を掲げている。人口減少時代を迎える中、新しいタイプの街づくりを打ち出したスマートシティがどれだけ成長し、資産価値を高めていくか注目だ。

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