Doctors Me(ドクターズミー)- 鼻炎がひどくて頭痛?それ、鼻炎じゃないかも!

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鼻水がとまらなくて何度もかむ…こんな状況はつらいですよね。それに加えて鼻をかみすぎたせいか頭が痛く感じる、そんなことはありませんか?

一体、これはなぜ生じるのでしょうか。早速、ドクターに聞いてみましょう!

まず把握したい、鼻の構造

鼻の構造は、鼻水が出てくる鼻腔とは別に、顔の奥には副鼻腔とよばれる空洞がいくつかあります。具体的には上顎洞(じょうがくどう:頬の奥)と、篩骨洞(しこつどう:眉間の奥)、前頭洞(ぜんとうどう:眉毛の奥)などです。

頭痛は、副鼻腔炎になっている証かも!?

風邪などで炎症が進行すると、この副鼻腔にも菌などが侵入し、炎症が発症。その影響で、副鼻腔の壁が腫れたり、痛みを生じる物質が分泌されたり、穴の中まで鼻水や膿でいっぱいになって、圧迫される状態になることで痛みが生じるのです。いっぽう、鼻水を吸い込んだせいで、鼻水にいる細菌などが副鼻腔に入りこんでしまい発症することもあります。

つまり、鼻炎が長引く、あるいは、誤った鼻のかみ方によって圧力がかかることなどから副鼻腔炎になり、頭痛を感じるのです。

慢性には要注意。

副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎とよばれる数日程度の短い期間でなるものと、数週間から数カ月も続く慢性副鼻腔炎があり、慢性副鼻腔炎はちくのう症とよばれることもあります。 花粉症などアレルギー性鼻炎がきっかけになって起こることもあります。

副鼻腔炎は頭痛意外にもこんな症状が……

・頭が重い
・ボーッとする
・集中力がなくなる
……など、進行すると日常生活にも支障をきたしかねません。

【医師からのアドバイス】

鼻を強くかみすぎると、鼻血がでたり、中耳炎の原因になることもあります。鼻をかむ頻度ではなく、これらの状態や症状を引き起こさないよう、鼻は片方ずつ、あまり強くかみすぎないことが大切です。また、鼻水やそれに伴う頭痛が続く時ははやめに受診し治療するようにしましょう。