Doctors Me(ドクターズミー)- そのダイエット大丈夫?拒食症とダイエットの関係

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多くの人がやせたいと思い、ダイエットをしますが、中にはそれがきっかけとなって拒食症になってしまうことがあります。では、拒食症とはどのような病気なのでしょうか?

今回は拒食症とダイエットとの関係について、医師に解説していただきました。

痩せても痩せてもまだやめられない…拒食症の症状は?

拒食症は、摂食障害の一種で、神経性無食欲症や神経性食欲不振症などと呼ばれることもあります。拒食症の主な症状は、食べること、太ることを極端に恐れ、食べ物の摂取をおさえたり激しく運動して、極度の低体重となることです。

かなり痩せているのにも関わらず、まだ痩せたいと思うボディーイメージの障害があるのも特徴です。太ることへの恐怖や低体重へのこだわりが強く、治療に応じないこともあります。また、うつ病や睡眠障害などを合併することもあります。

拒食症が続くとどうなる?

拒食症で低体重が続くと、

・無月経
・免疫の低下
・体温の低下
・骨粗しょう症
・貧血
・脱毛
・全身倦怠感
・不整脈
・筋肉量の減少

など様々な影響が身体中にでて、歩くのが困難になったり、命を落としてしまうことも珍しくありません。仕事や学校、家庭などのストレスや、無理なダイエットが発症のきっかけとなります。

体重増加だけでなく心の治療も必要

治療としては、低栄養がまず問題となるので、入院などにより食事のカロリーを調節したり、場合によっては点滴で経管栄養を行い、目標とする体重増加や栄養状態の回復を目指します。

カウンセリングや対人関係療法といって、ストレスとなる対人関係の問題をみていく治療などが行われることもあります。 不安などの気持ちが強い場合は、抗不安薬の内服なども合わせておこなわれます。

拒食症になりやすいのは真面目な人?

拒食症になりやすい人は、もともと努力家できっちりした人や優等生タイプの人です。自分に厳しく、自分に対してルールやダイエットの決まりごとを課し、それを追行することができます。それが行き過ぎてものを食べなくなってしまうこともあります。

また、家庭環境が関係していることもあります。母親との距離が近すぎたり、親に過度の干渉や期待をかけられていたりして、バランスがとれず、ストレスや心の苦しさをかかえ、それが食べ物や体重をコントロールすることにむけられてしまうこともあります。