アンガールズが視聴率UP失敗談、パワーショベル購入や24時間クレソン。

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お笑いコンビ・アンガールズが8月17日、いち早く事件・事故現場に駆け付けて被害者にカメラを向け、それをテレビ局に売りさばく報道スクープ専門の映像パパラッチを描いた映画「ナイトクローラー」の公開記念イベントに出席。主人公に扮し、ペットリ前髪に不健康な形相で、新作ショートコント「ナイトクローラー」を披露した。

芸能界を代表する“キモイ”芸人として、今回オファーされたことについて田中卓志は「キモイで呼ばれるなんて、どうかしてる。。。でも、主人公になりきるために眉毛もしっかり書いて、真ん中に寄せてみました」となりきりのポイントを披露。さらに、山根良顕は「普段別に気持ち悪くないですから!」、田中は「いつもよりちょっとカッコ良くなっちゃった」とコメンした。

映画の感想については、「めちゃくちゃ面白かった!話題になっていた以上に描かれているテーマがすごく面白くて、今まで観たことない設定だし、殺人事件の現場とか事故現場にカメラを持っていって撮影してニュース映像として売るっていうのも今っぽいし、世間の人もこういうの興味あると思うんですよ。主人公のルイスがとにかく気持ち悪いですしね。俺から見てもそう思う。無表情な感じがすごい……俺が何か“ウアアア、山根〜!”とか言ってるよりも、実は何も言わずにこの主人公みたいにたたずんでいる方が気持ち悪いのかもと感じました」(田中)。

一方の山根は報道陣を見渡しながら「ここにいる人達が、主人公と同じ人種に見えてきてナイトクローラーだらけで、ドキドキする。この映画、本当にゾクゾクするんです…観てて、主人公に何だこいつ、どこかで俺が制裁を食らわせなきゃと思いながらみてました」と語ると、田中が「山根じゃ絶対に無理〜(笑)」と笑いをとり、「口がうまいのがまた腹立つんだよねー!こういうヤツが近くにいたらイヤだなー」と付け加えた。

視聴率を上げるためにありとあらゆることをするルイスについて、田中は「人の家に入ったり事故現場をいじっちゃったりもする。そんなことやっちゃダメじゃないですか普通!でもそっちの方が視聴率を取れるとなったら、やってしまう…すごい映画ですよ」と語る。

また、アンガールズの2人が視聴率を上げるために今までやってきたことについて、田中は「テレビの特番で親孝行するコーナーがあって、実家の母親がパワーショベルが欲しいっていうから160万もするのを自腹で買ってあげたの。それなのに、全然視聴率はよくなくて、何に使ったのか聞いたらゴボウを掘るのに1回使っただけって…。お金を投じたから視聴率が上がるって訳じゃないよね。そんなの払わなきゃよかったな…って。難しいですね」と自身の経験を振り返った。

山根は、「テレビ番組の企画で“24時間クレソン”っていうのがあって、山盛りになってるクレソンを24時間延々ひたすら食べ続けるっていう…でも、それも視聴率は振るわなかったしね…」と肩を落とした。

自身がパパラッチされた経験について、山根は「週刊誌の人達はまだマシだと思います。今は全国民総パパラッチみたいな時代じゃないですか。僕が結婚する前に嫁との写真を撮ってツイッターに流した人も成功してんのかな…と」。

そしてルイスにちなみ、芸能人のイヤなorゲスな人について聞かれると、田中は「ドランクドラゴンの鈴木さん!よく遊ぶんですけど、『ナイトクローラー』の日本版があったら鈴木さん主人公でいいと思いますよ。だって地でやってますからね(笑)」と言動を語りつつ、推薦した。

そして最後に、「まず内容がとにかくメチャクチャ面白いからぜひ観て欲しい! 怪しい人間を逆に観察してるような気持ちで見ていくと、こういう人間もいるんだなーと気を付けながら生きていくための参考にもなる。ぜひ観ていただきたいです」(田中)、「夏休みももうすぐ終わりですけど、ウワー!っていうホラーじゃなくて心の中がゾクゾクするような、観てるとどんどん吸い込まれていくような映画なので、ぜひ観に行ってみてください!」(山根)ときっちり作品をアピールし、イベントを締めくくった。

映画「ナイトクローラー」は8月22日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。