巨大バルーンに50t級の砂像、ビルラッピングまで!新宿の街中でアートイベント開催

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新宿で夏に一大アートイベントが開かれていること、知っていた? 今年で5回目を迎える「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」が、2015年8月21日(金)〜9月6日(日)の17日間に渡って開催される。新宿駅周辺をはじめ新宿区内の複数のエリアが会場となり、各所でクリエイターの作品展示ほか、さまざまな企画が盛りだくさん。昨年は約61万人が観覧したとか。その見所について、新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局の担当者に教えてもらった。

展示は、国内外で活躍する18人の著名アーティストの作品を展示する「アーティスト展」、新宿の建物や壁面など、街中のあちこちでアートを楽しめる「まち中アート」、学生や若手アーティストが競演する「新宿アート・コンペティション」、子ども向けのアート体験企画「こどもアート」の4つに分かれている。

「アーティスト展」の注目作のひとつは、UNIQLO や ISSEY MIYAKE のディスプレイデザインを手がけるフランス人アーティスト、エマニュエル・ムホー氏の「100 colors」。すでにさまざまなメディアでも取り上げられている話題の作品とか。

ムホー氏は1995年に初来日し、無数の色があふれている東京の街に衝撃を受け、移住を決意。2013年から「色切/shikiri」というデザインコンセプトで、100色で空間を構成する作品シリーズを発表しているそう。今年は、新宿野村ビルの北側テラスと新宿三井ビル1階の「55スクエア」と、屋内と屋外1種類ずつの展示があるとか。

写真)女性アーティスト、エマニュエル・ムホー氏の「100 colors」2014/写真:ナカサ&パートナーズ
また、「昨年、観覧者数が特に多かったお二方ですが、今年も巨大なバルーン作品で話題になると思われます」と広報担当者さんが言う巨大なバルーン作品は見逃せない。

まずは、「新宿ファーストウエスト」で展示される、CGアートの第一人者である河口洋一郎氏の「巨大宇宙鳥 / Bircco」をチェック。新宿を“宇宙にいちばん近い街”と考え、進化型宇宙生物を表現しているのだとか。これまでに見たことのない不思議な生物に遭遇しに出かけてみて。


現代美術家の椿昇氏が制作した「鸚鵡図」も、高さ9mと圧巻。こちらは、住友不動産新宿グランドタワーで鑑賞することができる。

また、今年初参加のアーティストで、これまで世界のサンドアート展にも出展している彫刻家の保坂俊彦氏が新宿中央公園で作り上げる砂像「ゴジラ」も50トン級の超大作とか。これもイベントの目玉になるはず。


さらに、西武新宿ぺぺ地下通路で開催される「トリック3Dアート展」も必見。スケッチブックから絵が飛び出している作品がYouTubeで130万回以上も再生された永井秀幸氏の「謎の絵描き師」や、リアルなボディペイント作品が世界各国のメディアで紹介され話題となった趙氏の「アドベンチャーはすぐそこに」など、その楽しいビジュアルはつい一緒に写真を撮りたくなってしまうはず。

「まち中アート」では、スタジオアルタのビジョン上部にゲームキャラクタ“パックマン”が出現し、ビル全体が食べられているようなラッピングがされていたり、新宿モア4番街には3mサイズのレゴブロックの巨大パックマンが登場したり、大がかりな仕掛けがあちこちに施され、道行く人たちをあっと驚かせる。

「新宿モア4番街の巨大パックマンはすでに展示されていて、展示直後から、近くを通行する方のほとんどが写真を撮って行きます。大きな話題になること間違いなしです」(同)

そのほか、フォトセミナーやトークセッションなどの参加型のイベントや学生の立体造形作品など、実に多彩な作品や企画が満載で、とにかくここでは紹介しきれないほど!

まずは、JRや東京メトロの各駅などで配布されているパンフレットやマップを手に入れて、興味のあるアートのある場所をチェックして。お目当てのアーティストや作品の会場までの途中にある作品も観覧しながら回ると、見応えたっぷり充実するはず。ぜひ、この機会に、国内外で幅広く活躍するアーティストの独創的な作品を体感して!