約5000名がパレード!夏の風物詩「第34回浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」

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真夏の太陽の下、情熱的なサンバのリズムにのせて華やかな衣装で踊るダンサーたち…日本で最大のサンバカーニバルとして、夏の風物詩となったあのお祭りが、今年もやってくる。

2015年8月29日(土)、台東区の馬道通りから雷門通りへと続くコースで「第34回浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」が開催。昭和50年代に、浅草の新しいイメージづくりのために始まったお祭りは、年々人気が高まり、昨年は約50万人もの観光客が訪れたそう。

13時から18時まで行われるパレードには、総勢約5000名が参加の予定で、それぞれに趣向を凝らしたパフォーマンスが見どころ。

出演者は3つのカテゴリに分かれてパレードを行うそうで、ひとつは「コミュニケーションリーグ」と呼ばれる、地元小学校の鼓笛隊など地元“浅草っ子”がメインのチームで、4団体約600名。このリーグでは、地元への愛があふれたパフォーマンスを見られそう。

ふたつめは「テーマ・サンバ・リーグ」という企業チームで、参加企業はそれぞれにその年のテーマを決めて出演するとか。

そして、なんといっても「浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」の注目は、イベントそのものがパレード形式のコンテストであること。コンテスト対象のチームは150名〜300名の「S1リーグ」と30名以上150名未満の「S2リーグ」という2リーグに分かれて、それぞれにパレードコンテストへ参加する。


「出場チームのみなさんは毎回新しいテーマにチャレンジして、1年をかけて作り上げてくるので、私達も当日にどんなパフォーマンスが見られるのか、とても楽しみにしています」と、実行委員会の青木さん。

サンバチームのカラーは違っても、先頭で全体のテーマを見せる小隊が登場し、次にチームの旗を持つ男女のペア、そしてバイアーナと呼ばれる大きなスカート姿の女性たちという編成は同じなので、テーマごとに見比べるのもおもしろそう。

全国各地から選り抜きのサンバチームが浅草に集まるので、迫力あるダンスやアイデアいっぱいのカラフルな衣装は見応え十分。コンテストでどのチームが優賞するのか、彼や女友達と審査員気分で盛り上がるのもいいかも。

トップ画像:パシスタ