電動レーシングカー フォーミュラEがけやき坂通りをデモ走行。8月23日、六本木ヒルズ盆踊りで

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電動レーシングカーのフォーミュラ E が、六本木ヒルズで開催される夏のイベント「六本木ヒルズ盆踊り2015」でデモ走行を行います。

六本木けやき坂通りを封鎖してのデモ走行で、ゲストにはフォーミュラ E ホールディングス CEO アレハンドロ・アガグ氏、フォーミュラ E に参戦中のチーム・アグリでチェアマンを務める鈴木亜久里氏、かつて鈴木氏の下で F1 を戦い、フォーミュラ E 最終戦にも出場した山本左近選手らが顔を揃えます。
 
 
 近年はお台場のモータースポーツジャパン・フェスティバルといった定期イベントや、によって都内でもレーシングカーがデモ走行をすることは珍しくなくなってきました。しかし今回のデモ走行は東京のどまんなかとも言える六本木で、盆踊りイベントの催し物としての実施。シーズン初年度を終えたばかりのフォーミュラ E マシンがけやき坂通りを走ります。

レーシングカーというと、まず想像されるのが走行中の派手なエンジン音ですが、フォーミュラ E の場合はモーターを動力とするため、エンジン音はありません。レース中に聞こえるのはインバーターやギヤボックスからの駆動音とタイヤのスキール音ぐらい。人によっては電動ラジコンカーの音を思い出す音かもしれません。

また音が小さいということは、レース時の騒音に対する住民の反対運動といった障壁が少なくなることを意味します。6月に終了したシリーズ初年度は、その多くが通常ならモータースポーツなど開催できそうもない市街地の公道、または公園の周回路での開催でした。しかも、あまりに静かなために観客が退屈しないよう専属の DJ を帯同させ、レース中に BGM を流していました。
 

 
 
「六本木ヒルズ盆踊り2015」は8月21日〜23日の3日間にわたって開催されます。お祭りの内容としては、縁日屋台の出店や盆踊りはもとより、日本各地の伝統芸能やキッズワークショップなども開催されます。

フォーミュラ E の走行は最終日8月23日(日)14時40分からの予定。けやき坂通りを封鎖してのデモ走行であり、残念ながらあまり速度を上げることはできません。それでも最先端の電動レーシングカーが走る姿を間近に見る絶好のチャンスとなるはずです。

ちなみに、今回のデモ走行は実際にレースを戦ってきたチーム・アグリのメンバーに加え、フォーミュラ E を立ち上げたアレハンドロ・アガグ氏、さらに国内公道レース実現に向けて活動する「自民党モータースポーツ振興議員連盟」会長の古屋圭司議員が訪れます。2か月後に始まる来シーズンは無理としても、近いうちには国内でのフォーミュラ E 公式戦開催が現実のものとなってほしいところです。
 
なお、フォーミュラ E では10月からの2015-2016年シーズンに向けて、各チーム独自のバッテリーとギヤボックスを開発可能となります。ところが、いまのところチーム・アグリだけはシーズン初年度仕様のままで新シーズンに臨む予定。願わくば初のシーズンで価値ある1勝を収めたチーム・アグリにも、パワートレイン開発のための技術的、資金的サポートを供給するスポンサーがあらわれてほしいものです。