16日、総合スポーツサイト「Number Web」公式Twitterアカウントで、編集長の松井一晃氏がNHKBSでのスポーツ解説を問題視した。

同日、テニスのATPワールドツアーマスターズ1000のロジャーズ・カップ準決勝で、錦織圭対アンディ・マレーの試合が行われた。松井氏によると、CSスポーツチャンネルのGAORAと、NHKBSの中継で試合の行方を見守っていたそうだが、錦織は1セット目の終盤から不調が見受けられたという。
松井氏は、この不調についてNHKBSが、「あたかも錦織選手がマレーに圧倒されたために気落ちしたかのような解説」をしていたと指摘。また、NHKBSの影響かどうかは分からないが、一部ネットでは錦織に対して批判の声が上がり、スポーツ新聞のWebサイトでも「意気消沈」「戦意喪失」といった見出しを用いていたという。

松井氏はこの指摘について、現地での取材を行っておらず正確な情報ではないとしつつも、「テニスのトッププレーヤーたちがかくも過酷なスケジュールで連戦を重ねている」「錦織選手が決して自ら試合を投げるようなまねはしない」と断言した。

そして、NHKBSの解説に反論するかのように「身体に異変を感じつつ、それでも試合を投げたくはない錦織選手が」「最後までマレーに抵抗しようともがいているように見えました」と、錦織の勇姿を讃えてみせた。

松井氏は、最後に「何はともあれ、錦織選手ができるだけいい体調で、8月31日からの全米オープンに出場できることを祈っています」と綴っている。


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