電撃的なビッグディールだ。レアル・マドリーがこの週末に、インテルMFマテオ・コバチッチの争奪戦を制した。インテルとは3500万ユーロ(約48億3000万円)の取引がまとまるところだ。ボーナスを含めれば4000万ユーロ(約55億3000万円)に達する。

両クラブは細部を詰めるところにきており、コバチッチはすでに知らされている。選手も了承した。取引にファビオ・コエントランは含まれない。コバチッチは17日にサインするとみられる。つまり、16日はインテルとコバチッチが別れを告げる日となった。

16日朝には、イギリスでリヴァプールが再びコバチッチ獲得への重圧を高めると報じられていたところだ。『Telegraph』は、2500万ユーロ(約34億5000万円)前後のオファーを報じていた。

だが、レアルの動きは電撃的だった。そして水面下で動いていたのだ。『Marca』が16日朝、ラファエル・ベニテス監督がクラブに新MFの獲得を要請したと報じていたくらいだった。だが、コバチッチへの動きは予見されていなかった。

ところが、ランチタイムになると、レアルがコバチッチを狙っているとの情報が浮上。すぐにスペインのメディア、それからイタリアのメディアに確認された。