『嵐にしやがれ』公式HPより

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 15日に日本テレビ系列で放送されたバラエティ『にしやがれ』に出演した櫻井翔の自撮りに注目が集まっている。

 レギュラーのの面々に加え、ゲストにミュージシャンのDAIGOを迎えたこの放送では、8月19日が写真の日であることにちなんで、若者から「自撮りの神」として注目されているというタレントのGENKINGを講師として、盛れる(可愛く取れる)自撮りの方法を学ぶことに。

 “人差し指と小指でスマホを挟み、親指でシャッターボタンを押すという持ち方をすることで、手の角度が調整できて盛れる”“カメラを上にして顎を下げたり、やーよポーズと言われる片手を顎から頬にかけて添え、顔を傾けるポーズをとる、ストローを使うなどすると小顔に見える”“スマホを2台重ねて持ち、片方はライトを付けっぱなしにして撮ることで顔が白く撮れる”“同じく、撮影前のスマホの画面の暗いところをタップすることで光度が上がり、顔が白く撮れる”などのテクニックを教わった一同は、最高の一枚を撮って比べる『自撮り選手権』を開催することとなった。

トリを務めた櫻井の自撮りに絶賛

 20分の制限時間内に、スタジオの外に出て好きな場所で撮影するというルールで行われたこの自撮り選手権は、松本が「これから収録」をテーマにスタジオの駐車場でスマホ2台持ちによる美白効果などを用いて正統派の自撮りを見せれば、相葉が「小顔」をテーマにサーフボードとやーよポーズで顔を隠して超小顔に見せた自撮り、DAIGOは自身がマラソンランナーを務めることになっている24時間テレビと同じ「つなぐ」をテーマに、わざわざタクシーで自身がマラソンで目指すゴールとなる日本武道館に乗り付けて自撮りするなど、各々の個性が出る写真が続出。

 しかし、その後の二宮が「8年目のブログ」としてやる気のなさすぎる自撮りをアップすると、大野は近くの料理店で、「モリモリ」という謎のテーマで店員と一緒に写真を撮るなど、一気に流れはギャグへと傾きかけた。

 だが、トリを務めた櫻井は、「寝起キング」をテーマに、カーペットの上に横たわり、上半身裸という他のメンバーを凌駕する気合の入ったセクシーな自撮りを披露。「メガ盛りました」と自分で語る通り、顔に上腕を添えて小顔に見せるなどのテクニックが満載の一枚は、自撮りの様子を撮影していたスタッフを「an・anじゃないですかこれ!」と驚愕させ、講師のGENKINGも「もう先生を超えちゃったんじゃないか」と絶賛を送り、見事グランプリを勝ち取ることとなった。

 これに対し、ネット上では「櫻井さんの自撮りに 鼻血出そうになった」「写真集出したら爆売れだよ」「櫻井の自撮りが頭から離れなくて寝れない」など絶賛が相次ぎ、中には「彼、脱ぎだすよ」と今後の櫻井がこうしたセクシー路線を行くのではないかと大胆に予想する者も。放送された直後から、Twitterでは櫻井の自撮り画像が大量に出回るなど、櫻井の色気ムンムンのショットは、ファンたちを中心に世間にかなりの刺激を与えたようだ。

 元々、櫻井は2010年の『an・an』にてセミヌードを披露しており、上記のスタッフの発言も、それを意識したものであるのだろうが、今回のこの自撮り企画で、わざわざ上半身裸になってセクシーショットを撮るほどに気合を入れてしまった動機は一体何なのか。ジャニーズの追っかけを15年やっているというIさんはこう推測する。

「翔君はナルシストなんですよ。去年の5月に放送されたTBSのバラエティ『櫻井有吉のアブナイ夜会』でも、『モテたくてジャニーズに入りました』『(事務所に応募する履歴書を)自分で送ったほどナルシストですよ』って発言をしていますし。自分をどれだけカッコよく撮れるか、っていう今回のテーマにちょっとその血が騒いじゃったんじゃないですかね(笑)。でも、それだけじゃなくて、私たちファンに対するサービスっていうのを考えてくれてるんだと思いますよ。やっぱりファンに完璧な自分を見てもらいたいって気持ちがあるんじゃないでしょうか。私はそんな翔君が大好きです」

 自らのナルシズムとファンサービス精神が発露した結果が、今回のセクシーショットに繋がったということだろうか。8日に放送された『にしやがれ』の前回放送では、自身のコーナー『櫻井翔のお忍び旅行』にて、付け髭を付けただけで誰にもバレずにお忍び旅行を完遂しきったことから、芸能人のオーラが不足しているのではないかというツッコミがネット上でなされていた櫻井だが、こうした意識の高さが、多くのファンを獲得する理由なのかもしれない。

(取材・文/阿佐美UMA)