学生の窓口編集部

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失恋の痛み”。失恋した人の頭の中ではなにが起こっているのか。失恋が脳に及ぼす影響を科学者たちが検証しました。失恋の痛みは気のせいだけじゃないという証明です。

失恋すると、15分で30通ものメールを元カレに送ってしまったり、週末にウィスキーを1本空けてしまったり、ひどいケースでは仕事を辞めてしまったりと、不思議な症状が現れます。 
失恋の心の痛みは気のせいじゃない。脳が失恋から立ち直るのに必要な時間は3ヶ月
世間でよく言われるのとは反対に、失恋は身体的な痛みは与えません。複数の研究者がMRIを使って失恋した人の脳の中でなにが起こっているのかを調べました。その結果、身体の痛みに関わる脳の部分になんの以上も見受けられませんでした。しかし失恋は、コルチゾールやアドレナリンといったストレスホルモンを分泌させます。そしてその分泌が吐き気、息苦しさ、ひどいときには心拍数の低下へとつながります。

2010年、米ニューヨークのラトガース大学の科学者グループが、失恋したけどまだその元カレ元カノが好きだという女性10人、男性5人に、その相手の写真を見てもらう実験をしました。被験者たちが写真を見ている間、研究者は脳内をMRIで観察、脳内で起こっていることを分析しました。その結果、失恋した人がその相手の写真を見ている間に脳内で起こっていることは、麻薬中毒者がコカインが体に不足して苦しんでいる時と同様のことだということが判明しました。要するに、誰かを好きになるということは、麻薬中毒になるのと同じことなのです。

2015年に発表された研究結果によると、人間の脳は失恋から立ち直るのに平均3ヶ月の時間を要します。やっぱり“時間が忘れさせてくれる”のですね。
 
参考:
Voil ce qui se passe dans votre cerveau quand vous avez le coeur bris
http://www.metronews.fr/info/voila-ce-qui-se-passe-dans-votre-cerveau-quand-vous-avez-le-cur-brise/mohc!Xf2AVPANSD6/