専門家が指南!あるリズムを活用したパフォーマンスアップにつながる15分の昼寝

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自らの睡眠障害を克服し睡眠教育の普及に力を入れている、睡眠改善インストラクターの橋爪あきさんに、前回「専門家が指摘!『社会時間』と『自分時間』のズレが睡眠不足をまねく」ということで、仕事に行くために本来の自分が必要としている睡眠時間より短い睡眠で生活していることが睡眠不足を招くという話を聞いた。

そして、その不足する睡眠は昼寝で解消できるこことも教えていただいた。昼寝をするといっても、昼に横になってただ眠ればよいのだろうか。睡眠不足を解消するためのコツなどはあるのだろうか。昼寝について橋爪さんに、さらに詳しく話を伺った。

■午後のパフォーマンスをアップには昼寝

まず昼寝の効能について、橋爪さんは「昼寝によって眠気を解消することで午後のパフォーマンスを上げることができる」と指摘。さらにある法則についても教えてくれた。

「睡眠不足ではなくても、前日の寝つきから14時間ぐらいたつと、通常では午後2時ごろ眠気がおとずれます。これを『セミサーカディアンリズム』といいます。半日サイクルで来る眠気のリズムなのです」(橋爪さん)

睡眠不足ではなくてもおとずれる午後の眠気は、「お腹がいっぱいになったから」と考えがちだが、それだけが原因ではなかったようだ。

■昼寝のコツ

昼寝も、とり方によっては悪影響が出る場合もあると橋爪さん。そこでセミサーカディアンリズムの眠気を利用した、いい昼寝にするための注意点を教えてもらった。

「15〜20分の短い時間(中高年は30分ほど)で、座位で眠ります。昼寝が長すぎて深い眠りに入ってしまうと、起きてから頭痛やだるさに見舞われたりします。また、午後3時以降に昼寝をしてしまうと、夜の寝つきに差し支えることもあるので注意してください」(橋爪さん)

眠いからといって、間違ってもソファで横になってぐっすり眠ることはしないほうがいいようだ。ちょっとした睡眠不足を解消したい人や、セミサーカディアンリズムを利用して午後のパフォーマンスをあげたい人は、昼休みなどに15分ほど座りながら目を閉じる時間を作ってみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:橋爪 あき
日本眠育普及協会代表。睡眠教育の普及に努め、睡眠相談、セミナー講演、イベントの開催などを行う。睡眠改善インストラクター。睡眠文化研究者。NPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク幹事。著書に「人生の3割を占める睡眠が残り7割の運命を決める」(牧野出版)がある。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)