まだまだ暑い日が続きますが、どんな食事をしていますか?暑い夏は体を冷やす食べ物を上手に食べれば、快適に過ごすことができますが、体を冷やし過ぎるのも夏バテのもと。これから秋を迎える準備に、少しずつ体を温める食べ物にチェンジしていきましょう。

夏の体を助ける体を冷やす食べ物

東洋医学では、食材を陽性、平性、陰性に分けています。夏に食べるといい体を冷やす食材は陰性。体を温める食材は陽性、その中間が平性です。陰性の食材は、トマト、キュウリ、とうがん、スイカなど夏が旬の野菜やフルーツに加えて、バナナやマンゴーなど、南方の国が原産のものがあります。陰性の食材は、水分とカリウムが豊富に含まれているので、体内の不要な塩分や老廃物を排出することで、余分な熱も外に出す働きがあります。夏は陰性の食材を多めに食べれば、クーラーに頼らずとも快適に過ごすことができます。

体を温める陽性の食べ物の働き

陽性の食材は体を温めますが、これはエネルギー代謝を促進したり、熱を生み出す筋肉を作るもとになるということ。陽性の食材は、カボチャ、ゴボウ、ニンジンや肉類、魚類、卵など。黄色やオレンジ色、茶色など暖色系の食材や、冬に採れる野菜が中心です。陽性の食材は、代謝をアップするので、夏でも積極的に食べることで代謝を上げ、内臓の働きを良くすることができるのです。クーラーの効きすぎた部屋に長時間いて、体が冷えてしまった時なども陽性の食材を多めに摂ることで、疲れを取ってエネルギーいっぱいになれます。

秋を迎える前にそろそろ陽性の野菜にチェンジするのがベター

夏には陰性の野菜を多めに食べるといいのですが、食べ過ぎると体を冷やし過ぎてしまいます。夏は、キンキンに冷えた飲み物やアイスクリームなどを、ついつい食べ過ぎてしまいがち。代謝が落ちて、夏バテや冷え症につながってしまいます。特にこれから、暑い夏が終わって秋を迎える季節に、いつまでも陰性の食べ物が中心の食生活を続けていると、夏バテから回復できず秋になっても体調がすぐれないなんてことになってしまうのです。まだ暑い日が続きますが、だんだんに陽性の食材を食事に取り入れていくことをおすすめします。


writer:岩田かほり