ニッポン放送<4660>の保全抗告を棄却した東京高裁(鬼頭季郎裁判長)の判断を受けて、ライブドア<4753>の堀江貴文社長は23日夜、東京・港区内で会見し、「ニッポン放送の今の従業員と取引先と一緒になって、企業価値を高めるための努力を続けていきたい」と話し、ニッポン放送との連携に意欲を示した。


「高裁判断は妥当」と語るライブドア・堀江貴文社長(撮影:吉川忠行)
画像をクリックすると拡大します画像をクリックすると拡大します
 亀渕昭信・ニッポン放送社長との今後の交渉について、堀江社長は「誠意を尽くしていきたい。まだ一度しか会ったことがないので、何回も説明すれば、誤解も解けていくのではないかと思う」と述べた。

 同社のフジテレビ<4676>株取得については「現状では考えていない」とし、「ニッポン放送が保有しているフジテレビ株を生かすためには、フジテレビとの友好的な業務提携は欠かせない。役員レベルでの協議を積極的に進めていきたい」と強調した。

 また、ニッポン放送は誰のものか、との記者の質問に対し、堀江社長は「資本市場的に言うと、間違いなく株主のもの」とした上で、「『心の部分』は別で、土足で入るつもりはない。われわれは法的な部分での黒子であって、今まで以上にリスナーや同放送の従業員の皆様が、心豊かになるようなお手伝いをさせていただきたい」と話した。【了】