Doctors Me(ドクターズミー)- 鼻水の色や種類でわかる、あなたの体調

写真拡大

鼻水とひと言でいっても、その種類にはさまざまなものがありますよね。サラサラしているもの、粘り気のあるもの。あるいは透明だったり、黄色かったり……。いったい、どんな状態のときに、どのような鼻水が出るのでしょうか。

鼻水の種類と、体調について

1. 垂れ落ちてくる、水のような透明な鼻水
アレルギー性鼻炎で見られる他、気温の急激な変化でもこのような鼻水になります。本人は止めよう思っていても抑えることがなかなかできないのが特徴です。
<対策>
すっきりした香りのミント系のアロマオイルの香りを嗅ぐことで一時的に改善することもありますが、抗ヒスタミン製剤の服薬や、鼻の血管を収縮させる点鼻薬も効果的。同じ季節に鼻炎を繰り返す方は、症状が出る前から服薬を始めると良いでしょう。

2. 粘り気のある、どろっとした黄色の鼻水
風邪などのウィルス感染後に急性副鼻腔炎を起こした場合に見られる鼻水です。細菌感染によるもので、臭いがある場合もあります。頭痛や眉間の頭重感、発熱などを伴のも特徴。 また、鼻腔に感染がなく、上気道炎による咽頭分泌物が鼻をかんだ時に出てくるケースもあります。
<対策>
抗生剤や去痰剤が効果的ですので、早めに医療機関を受診しましょう。耳鼻科で薬剤の吸入を受けると治りが早くなります。

3. 白いやや粘り気のある鼻水
風邪などのウィルス感染を起こした時に見られる鼻水です。咳や咽頭痛など、上気道炎症状とともに見られます。鼻をかめば少量出る場合が多いのも特徴です。
<対策>
市販の風邪薬を服薬し安静にすることで対応できる状態ですが、高熱や下痢などの症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

子ども(特に乳幼児)の鼻水は気をつけて !

鼻の奥と耳は耳管という管で繋がっています。子どもは大人と耳管の角度が違うため、鼻水から細菌感染を起こしやすく中耳炎になりやすいのです。

子どもの鼻水が続く場合は、定期的に綿棒で拭ったり吸引しましょう。鼻水が取りにくい場合は生理食塩水を数滴点鼻した後に市販の鼻水吸引機で吸い取るのも有効です。生理食塩水がない場合は自宅で作ることも出来ます。ただし、鼻水が出て耳が痛いと訴える時は、早めに耳鼻科を受診してください。

<生理食塩の作り方>
水道水500mlに食塩10gを加えてよく溶かすだけ。ペットボトルに入れ冷蔵庫に入れておけば、約1カ月は保存可能です。 (重曹2.5gを加えるとより鼻水が柔らかくなります)

医師からのアドバイス

黄色い粘り気のある鼻水が出た場合は、早めに耳鼻科を受診しましょう。子どもの鼻水は中耳炎を引き起こすので、注意が必要です。乳幼児の場合は定期的に鼻水を吸引して、中耳炎にならないようにしましょう。