Doctors Me(ドクターズミー)- どうすればいいの、止まらない「水下痢」! 原因と対処法を教えて!

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水様性の下痢(水下痢)の原因は、ウイルスの感染によるものからストレスによるものまで、さまざまです。今回は、考えられる原因の詳細を医師に解説してもらいましょう。

原因1:細菌やウイルス感染によるもの

腹痛や発熱も起こるため、便の培養検査をして抗生剤を飲めば、数日でよくなります。

原因2:特殊な細菌、特にスピロヘータ―で起こる腸炎によるもの

培養がなかなかできないため診断に時間がかかることがありますが、医師がこの病気を疑ってスピロヘータ―に合う抗生剤を飲めば治ります。

原因3:ホルモンの異常によるもの

代表的なのは、甲状腺ホルモンの過剰な分泌による水下痢です。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、下痢以外に動悸や震え、暑がる、イライラするなどの症状がでます。病院を受診しホルモンの検査を受け、適切な治療を受ける必要があります。

原因4:ストレスによるもの

過敏性腸症候群という病気です。下痢以外に移動性の腹痛が起こります。血液検査や便の培養検査、大腸内視鏡検査などで異常が認められない場合に診断されます。
ストレスに弱いタイプの人に多いのが特徴で、専用の薬を飲んでも症状を完全になくすことは難しいでしょう。現代病の1つといえるかもしれません。

水下痢が長期間続くと、どうなるの?

脱水症になるだけでなく、身体からカリウムという電解質が失われます。
カリウムが失われると元気がなくなる、だるくなる、身体に力が入らなくなるなどの症状がでます。さらに血液中のカリウムが下がると不整脈が出ることがあるため、スポーツドリンクや果物などでカリウムを補給する必要があります。

医師からのアドバイス

これからますます暑い日が続きますね。この時期は汗からも水分やカリウムが失われやすいので、水下痢がある時は一層の注意が必要です。気になることがあれば、必ず病院を受診するようにしてください。