鉄パイプより恐ろしい女の狂気炸裂「探偵の探偵」今夜6話

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北川景子演じる主人公・玲奈が「妹の死」の真相を追うドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ木曜10時)。助手の琴葉(川口春奈)は玲奈と悪徳探偵の対立に巻き込まれ、大怪我を負う。琴葉は探偵社を辞め、姉・彩音(中村ゆり)の家でのんびり療養……のはずが、のパソコンから奇妙な動画を発見しまう。映っていたのは土下座し、罵られる玲奈の姿。いったいどういうことなのか。8月6日放送の第5話では、彩音の思いがけない狂気が描かれた。


玲奈を浴室に連れ込み、「きったない顔、キレイにしてあげる」とシャワーを浴びせる彩音夫婦。
「ホントに悪いと思ってんだったらさ、土下座しなよ」と玲奈に迫り、いざ玲奈が土下座をすると「こうでしょう? 土下座って」と頭をつかんで床に押しつける。琴葉は玲奈が謝りに来るどころか、見舞いにすら来ないと聞かされていた。しかし、実際には姉夫婦にひどい目に遭わされながらも、何度も足を運び、ひたすら謝り続けていた。


あまりの衝撃映像に、琴葉が絶句しているところに姉の彩音が帰宅する。「なんなの、これ!? どうしてこんなひどいこと……」という、ごもっともな琴葉の疑問に対する彩音の回答は「琴葉のためを思ってやってあげたんだよ」。出たー、あなたのためを思って! このフレーズをしれっと口に出しちゃう相手との会話を成立させるのは難しい。自分の非を認めるどころか、圧倒的な正義を振りかざすので、だいたいややこしいことになる。案の定、彩音は「あいつはどうしようもないオンナなの!」「人間以下のクズの教育をしてやっただけ」という自説をぶつ。そして、「もういいかな? ご飯食べよう。おなかすいた」とニッコリ話をぶったぎる。クレイジーである。


本日の探偵ポエム:「ボランティアでも見習いでもなんでも構いません。どうか側にいさせてください」(峯森琴葉/川口春奈)


姉の家を飛び出した琴葉は、スマ・リサーチ社に行き、復職したいと願い出る。「どうか側にいさせてください」と玲奈に懇願。「それはできない。私とは一緒にいないほうがいい」と突き放されても、引き下がらない。「私、強くなりたいんです」「わかったんです。私が強くならなきゃ駄目だって」「これからは自分の道は自分で決めます」と、うっとり爆弾を次々に投下。須磨社長(井浦新)の「君のことは求職扱いにしていたよ」という援護射撃もあり、見事に玲奈を根負けさせる。身体能力はともかく、精神面ではすでにだいぶタフなのだ。


●琴葉は姉の狂気に気づいているのか


玲奈を恫喝した揚げ句、「あなたのため」「世間のため」だとうそぶく姉に対し、「何様のつもりなの?」「お姉ちゃんがやったことは犯罪だよ」と詰め寄った琴葉。でも、姉・彩音の狂気に気づいているのかは、どうも疑わしい。携帯電話にも、職場であるスマ・リサーチ社にも、彩音から繰り返し電話がかかってきているが、琴葉はまるで気にしていない。それどころか、「両親にはまたスマ・リサーチ社で働くって言っておきましたから。そのうち姉にも伝わるんじゃないですか」なんて、玲奈に語っている。


琴葉のノンキさは姉のクレイジーな行動をあっさり受け入れているようにも見えて、おそろしい。
たしかにショックを受けていたはずなのに、気づくとちょっとひどい姉妹ゲンカをしちゃって、ぐらいになってないか。姉の夫が玲奈に暴力をふるっていたことも完全スルーだし。玲奈と琴葉が追っているDV被害者の失踪事件。姉夫婦の抱える問題を示唆しているのか、いないのか。


さて、今夜放送の第6話では、北川景子が“半グレ”グループ相手に大暴れする模様。予告動画で「俺には君が妹さんの復讐のためだけに動いているとは思えない」と語っていたのは、ここのところ、存在感が増している窪塚刑事(三浦貴大)。そういえば、スマ・リサーチ社のイケメン担当、桐島先輩(DEAN FUJIOKA)はお元気でしょうか。今夜10時から!

(島影真奈美)