お米をばんそうこうで貼り付けてツボ押し!? 効果的なツボ押しの方法

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肩が凝ったり、首が痛くなったり、目が重く感じたりするとき、私たちは自然と「ツボ」であろう箇所を押していますよね。

そうすることで幾分かよくなったような気がするものの、どうせ押すなら、効果的にツボ押ししたいもの。

ということで、女性限定鍼灸サロン「CALISTA(カリスタ)」院長のCHIHIRO先生に正しいツボの押し方を教えていただきました。

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「ただグイグイ押すのではなく、親指か人差し指の腹を使ってゆっくりと押すのが基本の押し方です。押してコリッとしたシコリが感じられたら、そこがツボなので、ゆっくりと押すうちにそのシコリが小さくなって消えていくイメージで押しましょう」

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ツボを押す回数は、ひとつのツボにつき6〜8回を目安とし、押す時間は3〜5秒程度でいいとか。場所やその目的によっても、押す強さを変えるのがいいそうです。

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「ツボは、痛ければ痛いほど効果があるというわけではないんです。リラックスしたいときは、緩めに押して『1、2、3』と3秒待ち、手を放します。首のこりを解消したい、頭痛をやわらげたいなど目的がはっきりしているときは、最初から強めに押して5秒程度したら手を放しましょう。どちらの場合も、気持ちいいと感じる強さで押すことがポイントです」

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ツボは押すだけでなく、「温める」「たたく」「なでる」「もむ」といったことでも効果があるそうです。

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「ツボを押して、とても痛いと感じたなら、ゆっくりとさすってみましょう。そのほうが効果があるんですよ。手のひらでやさしくなでる、軽くトントンと叩くことで、緊張を解く効果が加わります」

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身近なアイテムを使ったツボ押し方法もお聞きしました。意外なアイテムがたくさんあります! 

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▼ツボに効く意外なアイテム1

ゴルフボール、テニスボール

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「背中のツボは自分では押せませんが、ツボに当たるようにボールを置いて、そのうえに身体を乗せるとツボ押しができます。背中や腰だけでなく、足の裏や手のひらを押すときにもボールはとても効果的なんです。ボールの固さやサイズで効果が変わってきますから、ほどよい刺激のボールを探してみてください」

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▼ツボに効く意外なアイテム2

ホットタオル、ドライヤー、湯たんぽ、お灸

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「ツボは押すだけでなく、温めると非常に効果があります。頭痛のツボをドライヤーで温めれば、痛みが和らいでくるでしょう。ホットタオルもいいですね。濡らしたタオルを電子レンジで20秒ほど温めます。これを首に当てれば、ツボを温めると同時に、徐々にタオルが冷めていく温度変化で、血行を促し、肩のこりがさっぱりとしてきます。肩こりの場合は、首と肩の付け根辺りにホットタオルを置くのを2〜3回繰り返すと効果的です。今はご家庭で簡単に使えるお灸のセットもあります。貼り付けるだけで部位を温められるので、とても手軽ですよ。また、湯たんぽでお腹や胃のあたりを温めるだけで、お腹の不調を和らげることもできますよ」

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▼ツボに効く意外なアイテム3

米粒

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「ばんそうこうで米粒をツボに貼り付けて、半日〜1日そのままにしておきます。じんわりと長時間かけて刺激するのがとてもいいのです」

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最後にひとつ、胃腸や立ちくらみに効くツボを教えていただきました。

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「膝の前にあるでっぱった骨の下のくぼみから、指4本分下の部分が「足三里(あしさんり)」というツボです。このツボは、足の疲れやむくみだけでなく、全身の疲れを取り、胃腸を整える効果もあります。立ちくらみや胃もたれをしたときには、このツボに米粒を当て、ばんそうこうを貼ってみてください。じんわりとした刺激で血流を促して全身の疲れがとれますよ」

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<プロフィール>

女性限定鍼灸サロン CALISTA(カリスタ)院長

CHIHIRO

不調の原因を根本から改善して自然治癒力を高め、身体の内側からきれいになることで美容と健康を同時に実現する経路治療を行う鍼灸師。リフトアップに特化し、美容を追求した美容鍼施術の提供でも知られている。ツボのしくみと全身のツボをわかりやすく解説した『ココロとカラダがかがやく美人のツボ』(三才ブックス)を監修。

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文/茂木直美

※出典:『ココロとカラダがかがやく美人のツボ』(CHIHIRO監修/三才ブックス)より

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