食後のコーヒーは理にかなっている?

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米オハイオ州トレド大学の研究者によると、クロロゲン酸を与えたマウスは、高脂肪食をとっていても肥満やインスリン抵抗性(臓器や筋肉にブドウ糖を取り込めず血糖値が上がりやすい状態)の改善が見られたという。クロロゲン酸はコーヒー豆に豊富に含まれるポリフェノールの一種。

研究はマウスを2グループにわけ、7週間高脂肪食を与えて飼育し、片方のグループにのみ後半の3週間、毎日クロロゲン酸を0.15ミリグラム与え、与えていないグループと体重や血糖値の状態を比較するというもの。その結果、クロロゲン酸を与えられたグループは与えられていないグループに比べ、体重が平均3グラム減少しており、インスリン抵抗性にも改善が見られ、血糖値が安定した状態になっていた。また、クロロゲン酸を与えられたマウスは、自発的な運動量とエネルギー消費量が増加していたという。

研究者らは「今回の研究はマウスでのもので、クロロゲン酸が直接血糖値を改善しているのか、何らかの理由でエネルギー消費や運動量を増加させているのかはわからない」としつつ、食事制限や運動療法を継続することができない人の肥満解消に利用できるのではないかとコメントしている。

発表はオープンアクセスの栄養学誌「Nutrition & Metabolism」オンライン版で、5月22日に掲載された。

参考論文
Chlorogenic acid/chromium supplement rescues diet-induced insulin resistance and obesity in mice.
DOI: 10.1186/s12986-015-0014-5 PMID: 26045713

(Aging Style)