朝ドラ「まれ」(NHK 月〜土 朝8時〜)8月11日(火)放送。第20週「男たちのウイークエンド」第116話より。脚本:篠崎絵里子(崎の大は立) 演出:西村武五郎


116話は、こんな話


まいもん食堂で希(土屋太鳳)にケーキ屋をやらせようと動き出す徹(大泉洋)。いやがる希を無視して女将の代わりまでやりはじめます。その様子を見て一徹(葉山奨之)は、2回も自己破産して迷惑をかけた人達がいることを忘れているのではないかと心配します。

今日の、勝手に名言


「ハードル低いな・・・」
「洋一郎祭りや」(圭太/山崎賢人)
洋一郎の見合いを見ながらの圭太のつぶやき。ぼそっという感じがよかったです。

今日の、つっこ「まれ」


楽しいファミリーコントに磨きがかかってきました。

その1「洋一郎のお見合い」
洋一郎(高畑裕太)に見合いの話が持ち上がり、その当日、やたら緊張しまくる洋一郎、それを明らかにあやしいかっこうで様子を伺う希、圭太、みのり。
意外にも先方の感触がよく、うまくいきかけた見合いでしたが、一子(清水富美加)のことが忘れられない洋一郎は彼女の話ばかりして、微妙な空気に。

その2「徹、女将さんになる」
まいもん食堂で、徹がケーキ屋の話をすすめていると聞き途方に暮れて家に帰ってきた希を、徹が割烹着姿でお出迎え。希の代わりに住み込みで家の手伝いをすると言うのです。

・・の2本です! みたいな。
なんだか日曜の夕方、「サザエさん」とか「ちびまる子ちゃん」を見ているような気分になってきました。とくに、割烹着の背中が振り向いて希を迎える感じが「サザエさん」にありそうで。

このほのぼのな感じと、シリアスな自己破産や夢をもう一度的なものを15分の間に混ぜているとはなんてハードル高いドラマなんだ、「まれ」!

今日の気になる、表現


「大丈夫」「大丈夫」「大丈夫」・・・とかセリフのカットを2度、3度重ねることも大好きな「まれ」。
映像ならではの表現ではありますけれど、新しい表現でもなく、といって定番というほど定着しているものでもなく、少なくとも洗練された表現ではないですよね。なぜこれをよくやるのか気になります。

そして、また出た、
「このとき、前しか見ていない徹の背後に何かがゆっくりと近づいてこようとしておりました」(戸田恵子/ナレーション)

残り2ヶ月は老若男女が楽しめるオーソドックスな物語に回帰するつもりなのでしょうか。はたして! 
(木俣冬)

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いまひとつ視聴率が伸びないが、奮闘は讃えたい。NHK朝ドラ「まれ」おさらい(54話までを総括))