4年越しの代表デビュー…東口「特別なものを感じた」

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[8.9 東アジア杯 日本1-1中国 武漢]

 4年越しの代表デビューだった。GK東口順昭(G大阪)がついに日本代表のゴールを守った。先発は前日夜に伝えられた。ハリルホジッチ監督と「個人的なミーティング」があり、「準備はできているか?」と声をかけられた。「アウェーになると思うからしっかり野心を持ってやれ」。指揮官のゲキに決意を固めた。

 結果は1失点のドロー。失点は相手のミドルシュートがDF丹羽大輝に当たってコースが変わるアンラッキーな形だった。「(丹羽が)体を張ってくれたけど、不運にも当たってしまって、いいコースになった」。失点シーンを振り返る東口は自分の対応力不足を悔やんだ。

「(コースが変わって)自分の体勢が崩れてしまった。あそこで立て直す体幹や筋力を鍛えれば、ああいうイレギュラーなシュートも止められるようになると思う」

 11年3月29日に長居スタジアムで行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」の日本代表に選出され、後半16分から試合にも出場。続く同年6月のキリン杯で日本代表に招集され、これまで計15試合でベンチ入りしていたが、国際Aマッチで出場機会はなかった。

「特別なものを感じた」というデビュー戦。しかも中国・武漢での中国戦という完全アウェーの中での試合だった。「ドアウェーだったし、そんな状況はなかなかない。楽しかったし、またこの舞台でやりたいと思った」。東口は興奮冷めやらぬ様子で目を輝かせた。

(取材・文 西山紘平)


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