幼いときに憧れていた「結婚生活」がこんなにもきついものなんて……。“愛する彼”もいつの間にか“うっとうしい夫”に変わり、最近は毎日喧嘩。夫に対するイライラを溜めこんでいると、体や心のバランスも崩してしまいます。そこで今回は、主人在宅ストレス症候群になりやすい人の特徴と正しい対処法についてご紹介いたします。

主人在宅ストレス症候群って?

主人在宅ストレス症候群とは、その名の通り、夫が家にいる時間が長くなったことで妻を束縛するようになり、精神的・身体的ストレスがのしかかることをいいます。たとえば、夫が休日に入っても、家事や子育てを手伝うわけでもなく、一日ゴロゴロしているだけ。そんな姿をみる度にイライラして、ついには体調を崩してしまうのです。あるいは、夫が定年退職をきっかけに家に居る時間が長くなり、何をするにしても妻と一緒に行動しようとするため、妻の自由がなくなり、フラストレーションがたまるケースもあります。いずれにしても、夫が家にいるだけで、体調不良になることを最近は「主人在宅ストレス症候群」と呼んでいます。

そんな夫の特徴

主人在宅ストレス症候群の原因となる夫の特徴として、まず仕事一筋の傾向があります。休日返上で仕事に打ち込み、家に帰ってきても、疲れた表情を浮かべるだけで、家事や子育てに関しては一切ノータッチ。また「妻は夫に従うべき」「男は外、女は中」と、昔ならではの価値観をもっている人も、主人在宅ストレス症候群を引き起こす可能性があります。

夫を「イクメン」として育て上げるしかない

家事や子育て、仕事にと、100%こなそうとすると必ずいつかは疲れ切ってしまいます。夫が自ら動いてくれるのを待つ余裕があるなら、積極的に声をかけてサポートしてもらいましょう。「お母さん」や「奥さん」というお仕事は24時間お休みがないということを夫に理解してもらわなければ、今は関係が続けられたとしても、この先何十年も寄り添うのは難しくなります。子どもを育てるように夫も「イクメン」として育てあげれば、奥さんの負担は大幅に軽減されるでしょう。受け身の姿勢ではなく攻めの姿勢を意識してみて。

ただストレスをごまかしているだけでは根本的な解決になりません。最初のうちは面倒臭くても、きちんと夫と向き合うことが大切。そして、何もかも完璧でいることを諦めるのも非常に重要です。無理のない範囲で、関係改善に向けて努力してみましょう。


writer:山口 恵理香