師匠と二人三脚でこの日もスコアを伸ばした西山ゆかり(撮影:ALBA)

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<meijiカップ 2日目◇8日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(6,500ヤード・パー72)>
 師匠の芹澤信雄とコンビを組み、初日3位タイと好スタートを切った西山ゆかり。この日は4バーディ・2ボギーの“70”でラウンド。スコアを2つ伸ばしトータル5アンダーで首位タイに浮上、悲願の初優勝へ前進した。
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 前半で3つスコアを伸ばすと、後半も12番でバーディが先行。しかし、「前半はすごくいい感じだったけど、12番のバーディでドキッとしたんでしょうね。動きが急に硬くなった」と芹澤は西山の“異変”を察知。そこからはアプローチが強く入るミスが出て連続ボギー、スコアを落とすことになった。優勝がちらつき始めると乱れる西山のゴルフ。これを「今日見せてもらってよかった。僕的には最終日にアドバイスがしやすいから」と笑顔を見せた。
 西山はこれまで2度、最終日最終組をプレーしているが、いずれもスコアを崩してしまっている。緊張すると動きが硬くなりパットのストロークも安定せず、スイングでは体が突っ込むなどの悪い癖が出てしまい優勝を逃してきた。優勝がかかるとどのように西山が変わるのかをこの日コース内で確認できたのは、芹澤にとっては幸運だっただろう。
 西山にとっては今週は「夢の1週間」。心強いパートナーに支えられ、悲願の初優勝へ3度目のチャンスを掴むことができた。「芹澤プロが隣にいてくださるのは心強い、いい結果が出れば最高ですし、それを目指して頑張りたい」。マネージメントやライン読みの助言、ターゲットの取り方と今週は多くのことを学んだ。それらをフルに活用し、最高の恩返しをプレゼントすることができるか。
 上位にはフォン・シャンシャン(中国)や昨年覇者の申ジエ(韓国)、今季絶好調のイ・ボミ(韓国)と実力者が勢ぞろい。「優勝は正直厳しいかもしれない。でも、この中でイーブンパーでも回れれば、それが今後の大きな財産になる」と話した芹澤。師匠と二人三脚で戦う“夢の1週間”、その最後に西山を待っているものははたして―。
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