デキる男はやっている、信頼される人になる方法

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 何事も上手くいく人はどうして何事も上手くこなしてしまうのか?
 それは「信頼残高」が高いからである。信頼残高とは、信頼関係の程度を銀行残高にたとえたもので、自分という人間が、相手に対して安心感を与えられる人ほど、その信頼残高は高くなる。
信頼残高がどれだけあるかで、人生は変わって来るのだ。
 『一生お金に困らない人生をつくる―信頼残高の増やし方』(菅井敏之/著、きずな出版/刊)は、著者である菅井敏之氏自身の銀行員時代のエピソードなどを数多く盛り込みながら、信頼残高を減らす人の要素と今日からできる信頼残高を増やす習慣を紹介した一冊だ。

 では、信頼残高をどのように積み立てていけばいいのだろうか。
 今日からできる信頼残高を増やす習慣として、本書ではこれらが挙げられる。

・「ありがとう」を伝える
・お金の使い方を考える
・手取りの2割を貯金する
・名刺はシンプルに
・わかりやすい言葉で話す
・「自分を大きく見せたい」を捨てる

 例えば、手取りの2割を貯金すると、なぜ信頼残高は高くなるのか? それは、お金がどれだけあるかよりも、収入に見合った貯金ができているかどうかで、信頼残高が変わるからだ。
 22歳で大学を出て、10年働いたとする。その10年の平均年収の手取りが400万円だとしたら、そのうちの何パーセントを貯金してきたか。仮に年収の2割を貯金していたら、年間80万円貯められたはず。もしも、会社に入って10年たっていたとしたら、80万円×10年で合計800万円の貯金がなければ、堅実とはいえない。
 しかし、現実には貯金が300万円だとしたら、計算が合わなくなる。29歳のときに頭金500万円で家を買ったというなら説明はつくが、「車を買いました」「友だちと共同でヨットを買いました」というのでは、当然お金は貯まらなくなる。

 信頼度はお金の使い方によって変わる。せっかく稼いでも、計画性なく使ってしまう人だと思われるだけで、信頼残高は低くなってしまう。
堅実にやっていける力がある人は信頼される。

 お金を稼ぐ、貯める、使うということはもちろん大事なことだが、幸せな人生を歩みたいなら、お金ばかりを追いかけていては実現することは難しい。人に信頼されるように日々、努力し、行動する。そうすることで、信頼残高も増え、お金も引き寄せることになり、納得のいく人生を送ることができるのだろう。
(新刊JP編集部)