赤江珠緒アナウンサーが、テレビ朝日系の朝の情報番組『モーニングバード』を9月いっぱいで卒業することがわかった。赤江アナは、前身番組となる『スーパーモーニング』の司会を2003年から断続的に担当していた。当時は大阪の朝日放送(ABC)所属であり、07年4月からフリーとなっている。およそ10年にわたってテレビ朝日の朝の顔であっただけに、突然の降板劇は「テレビ朝日とのトラブル」「羽鳥アナとの不仲説」など多くの臆測を呼んだ。

 テレビのレギュラー卒業とともに、気になる点は、『たまむすび』(TBSラジオ)の行方だろう。赤江は12年4月から、平日午後にラジオの帯レギュラーを持っている。午前はテレビ、午後はラジオと、2つの帯番組を掛け持ちしていた。

『たまむすび』は赤江をメインパーソナリティーに据え、日替わりの男性パートナーと掛け合いを見せている。現在のパートナーは、月曜・カンニング竹山、火曜・山里亮太、水曜・博多大吉、木曜・ピエール瀧である。

 同番組は赤江ののんびりとした性格が出ていていいという評価がある一方、無難すぎて物足りないという声もある。

「前番組の『小島慶子 キラ☆キラ』は、ズバズバとモノを言う番組でした。男勝りな性格の小島は、リスナーやパートナーから“オジキ”と呼ばれていたほどです。ラジオでは受けるキャラクターですね。番組終了の理由も、局側から新たなリスナー層の獲得を求められたことに対し、小島が違和感を示し、降板を申し入れた形です。小島と赤江では、同じ女子アナが担当する番組でもかなりのギャップがありますね」(業界関係者)

 それでも、『たまむすび』は、聴取率調査においては、裏番組である『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)とデッドヒートを繰り広げている。人気番組であるといえるが、頭ひとつ抜け出すことができていない。

「ラジオではテレビ番組の裏話などが出ることも魅力のひとつです。それでも赤江アナの場合、午前中の帯レギュラーの裏ネタを午後のラジオでペラペラとしゃべることはさすがにできなかったでしょう。帯レギュラーがひとつに絞られることで、番組になんらかの変化が生ずることはありそうですね」(同)

 『モーニングバード』の卒業理由のひとつには「仕事の幅を広げたい」との理由もあったともいわれる。10月以降の『たまむすび』がどう変わっていくのか気になるところだ。
(文=平田宏利)