石川遼がシード確定へ好スタート(Photo by Marianna MasseyGetty Images)

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<バラクーダ選手権 初日◇5日◇モントリューゴルフ&カントリークラブ(7,472ヤード・パー72)>
 米国男子ツアーで唯一ポイント制のステーブルフォード方式※を採用する「バラクーダ選手権」がネバダ州にあるモントリューG&CCで開幕した。現在フェデックスカップ125位、賞金ランキング109位とシード確定へあと一歩のところまで迫っている石川遼は1イーグル(+5)・3バーディ(+6)・2ボギー(-3)の8ポイントで28位タイとまずまずのスタートを決めた。
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 最後の最後、約4メートルのイーグルパットを沈めるまではフラストレーションの溜まるゴルフだった。「ぜんぜんパッティングが入らず、最後の最後まで入らなかったけれど、最終ホールのイーグルでだいぶ出遅れずすんだかなと思う」。この日の3つのボギーはすべてグリーン周りのミス。だが、3つのボギーによるマイナス3ポイントは、イーグルの5ポイントでチャラにするどころか貯金となって返ってきた。
 最終18番ホール。ティショットをフェアウェイにおいて残りは234ヤード。標高1,700メートルにある高地コースは「5%〜7%飛ぶ」と握った5番アイアンで「左の傾斜をつかってイメージ通り」と会心のショットを披露して4メートルにつけた。ややフックするラインをしっかりねじ込んでイーグルフィニッシュ。「入ると入らないではぜんぜん違った」とうなずいた。
 上位125位以内で付与される賞金ランキングでの来季の出場優先権は現在109位と圏内に食い込んだが、“本”シードともいえるFedExカップポイントランキング125位以内へは現在ちょうど125位とボーダーライン。「(賞金ランクで)入れ替え戦にいかないですめばもう(笑)」と冗談めかしたが、狙うのはやはりFedExカップポイントの積み上げだ。「いけるところまでいきたい。20位以内で、450ポイント(現在421ポイント)には届きたい」。
 FedExカップで125位以内に入り“本”シードを手にすれば、レギュラーシーズン終了後のプレーオフシリーズに出場できるだけでなく、シーズン中もその恩恵を受けることができる。「プレーオフに出て去年の75位まで行って終われれば、こういう試合ではプロアマに出られるようになるし、連戦が続いても体調管理がしやすくなる」。
 通常、開幕前日に行われるプロアマに出場できなければ、コース下見のために練習ラウンドを火曜日までに行わなければならず、それだけ体力的な負担も増す。逆にプロアマに出場できれば練習ラウンドを行わず調整にとどめることも可能になるため、コンディションの調整が容易になる。石川は今大会で8連戦目に突入しているだけに、コンディショニングの重要性は肌で感じており、やはりシードはしっかりと確保しておきたい。
 「このフォーマットではバーディが大事だと思う。今週はどんどんバーディを狙っていきたい」。途切れることのない攻めの姿勢は、1打1打すべてが来シーズンにつながっていく。
※ステーブルフォードスコアリング
スコアに応じてダブルイーグル(8点)、イーグル(5点)、バーディ(2点)、パー(0点)、ボギー(-1点)、ダブルボギー以下(-3点)とポイントを付与し、その合計で順位を競う方式。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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