「ビートたけしほぼ単独ライブ その2」に行けたので、ネタ以外の部分をレポートしてみる

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かつてTOKYO FMで放送されていた『ビートニクラジオ』にて、若手芸人(今をときめくマキタスポーツや阿曽山大噴火ら)のネタをビートたけしが評論する回があった。基本、あの人は若手のネタを貶さない。「面白いよ」と認めてあげ、そこからアドバイスを送るのがスタンスである。
そして、自身の漫才を振り返る。たしか、こんなことを言ってたと記憶しているのだけど。
「俺らの時代は、デッドボールとかも許された時代だったからなあ。そうすっと、今の方がやり辛いかもわかんないな」
現代にツービートが存在したならば、テレビよりライブシーンで評判を呼ぶ存在になっていたのでは? と、本人は予想している。

そんなビートたけしが、実際にライブを敢行しているのをご存知だろうか。まず昨年10月、渋谷の劇場「CBGKシブゲキ!!」(客席数 242席)にて自身初の単独ライブを開催。ものの1分で完売した定価4,000円にも満たないチケットは、ネットオークションで7万円以上の高値で落札されてしまった。文字通りのプラチナペーパーを入手した“ラッキーマン”たちが目撃したライブの内容だが、主催者側から厳重なる箝口令が敷かれており、我々の耳にその情報は入ってきていない。

そんな禁断のライブ第2弾(http://www.red-hot.ne.jp/sp/btakeshi/)が決行されるというビッグニュースが、またしても不意に飛び込んでくる。でも、きっと、抽選には当たらないだろう。本当に軽い気持ちで、まさしくダメ元で、チケット購入を申し込んだのは6月下旬の頃であった。
そして、運命の7月8日。私のアドレスに「必ずご確認ください 抽選結果のご案内」というタイトルで、一通のメールが送られてきた。

会場は、「よみうり大手町ホール」。席数は、約500席。砂金よりも低い確率であろうプラチナチケットに、なんと当選してしまったーーー!!!!!!
当日、Twitterで検索すると「たけしさんのライブは落選。。」「残念、、たけし単独ライブの抽選に外れた、、、」と至るところから数多くの悲鳴が聞こえてくるし、記者が享受した幸運のプレミアム度は計り知れない。

というわけで、これがチケット現物です。

左下部にぼかしが入っているが、確認できるだろうか? ここには購入者本人の名前が記されており、会場入口で氏名確認される可能性もある模様。ネットオークションへの流出を阻止するための措置である。

さあいよいよ、ライブ当日の7月28日がやって来た。

観客は、40代以上の男女が中心。大人が毒ガスを期待して来場する光景は、否が応でもアダルトな危険球ネタを期待させる。
グッズ売り場では鬼瓦権造や火薬田ドンのグッズ、その他にも多種な商品が販売されており、財布の紐の緩みっぷりは留まるところを知らない。何しろ、大人ばかりが来場しているのだ。これぞ、まさしく“大人買い”。私は運良く、ラス1の「鬼瓦権造手ぬぐい」をゲットすることができ、またしてもここで幸運を享受してしまう。

そんなこんなで館内に入り、しばらくすると場は暗転。いよいよ本番が始まるのだが、どんなことが行われたかは秘密です。勿体ぶってるわけではなく、スレスレ過ぎて(というか完全にデッドボールなので)ここでとても書ける内容ではなく。しかもイベントHPには「ツイッター、フェイスブック、パソコン通信等へのライブの具体的な内容の書き込みは、一切禁止いたします」と注意書きがあり、これには従うしかない……。
ただ、唯一の情報としては、第1回単独ライブのチケットを7万円で落札したファンが今回は主催者側から招待され、夫婦で最前列からライブを鑑賞するという妙なおもてなしを受けていた光景が、あまりにエスプリ効いてるというか。

さて気になるのは、今後の展開である。単独ライブの第3弾は開催されるのか? 予定は未定だが、立川談春や笑福亭鶴瓶の落語会でサプライズ的に落語を披露し、たけし氏も最近は妙に舞台づいてる模様。
無責任に言い放ってしまうのもアレだが、期待していいのではないのか? 今回のライブ終盤では舞台上にもかかわらず反省と総括の弁をたけしは口にしており、先を見据える前のめりっぷりを隠していなかったし。

最後に、ちょっとだけライブの感想を。100%ピュアに、お世辞抜きで笑いました。笑い過ぎて、後半は疲れたくらい。「たけしが演ってるから笑う」とかそんなレベルではなく、心の底から笑うやつ。
選挙特番でニコニコ動画に出演した時もそうだったけど、足かせを外し自由にさせたら俄然イキイキしてくる。こういう場に立たせると、やっぱりこの人日本一。
(寺西ジャジューカ)