ピッチ上で考える必要性を語る西川「日本人はやれと言われたら意識しすぎる」

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 日本代表は、5日に行われたEAFF東アジアカップ2015の第2戦で、韓国代表と対戦し1−1の引き分けに終わった。チームは翌6日に中国・武漢市内でトレーニングを実施。練習後、浦和レッズのGK西川周作が記者団の取材に応じている。

 引き分けに終わった韓国戦について西川は「身長の高い選手対して特に後半はチャンスを作らせなかったところ、1戦目を踏まえて修正はしっかりできたのかなと。引き分けという結果、負けなかったというところは非常に大事だと思うので」と、押し込まれながらも負けなかったことが重要だと話した。

 試合後に見えた課題については「相手に持たれる、持たせた部分があったとしても、あれだけ押し込まれるのは次に向けてコントロールしなければならない部分なのかなと。北朝鮮戦でできなかったことを韓国戦でできたので、そういう新たな課題が出たことは良かったと思うし、課題が見えただけじゃなくて、まだ中国戦もあるんで。みんながそれを意識して修正できればいい結果が出るはずなので、この2試合の経験はムダにしちゃいけないなと思います」と、中国戦を3試合の集大成にしたいという意気込みを語っている。

 練習後にはその場でミーティングが行われたが、これについては「残ったメンバーで自然に始まった感じですね。なかなか練習ができないスケジュールで、(引き分けは)試合でみんながトライしての結果だと思っていますし、1戦目よりも2戦目のほうが守備としては良かった。攻撃面でチャンスが作れなかったのは次の試合への課題なので、3戦目は守備も攻撃もどちらも良くなるようにしていきたいと思います」と、少ない時間を有効に生かして改善点を話し合ったと明かした。

 チームのコンセプトでもあるタテに速いサッカーについては「理想はもっと前で(ボールを)取りたいんです。もちろん試合の状況を見ながらペナルティエリア前でブロックを作って相手に持たせるという考え方もありますけど、もうちょっと前で奪ってショートカウンターができれば理想的ではあるので、全部が全部引くんではなくて、前からいけるなら前からいってプレッシャーをかけられたら理想だなと思います」と、前からボールを奪いに行く理想的な守備を頭に入れつつも、状況に応じて対応することが必要だと述べている。

 また、韓国戦ではヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指示を必要以上に意識しすぎないようプレーしたという。これについては「(これまでは)言われている部分を強く意識しすぎた部分はあるのかなと思いますね。でも、(自分たちで考えて)トライしたからこうしたほうがいいというアイデアが出てきたという部分もある。監督はほぼ自由にさせてくれるんです。1戦目を終えて(指示を)言うけど守りすぎなくていいと言っていました。日本人は本当に真面目だからやれって言われたらやってしまう傾向があるけど、そこはピッチ内で自分たちで考えてやってくれっていう話はあったんで。試合の中でみんなで話し合いながらやっていました」と話し、指示を受けながらもピッチ上の選手たちでしっかりと考えてプレーすることが重要だと主張している。

 中国戦に向けては「(韓国戦は)非常にポジティブな試合でしたし、試合の中でそうやって修正できる力をどんどんつけていければもっと良くなると思う。3戦目はもっとアグレッシブに前からはめていけば、もっとチャンスができるんじゃないかと思います」と述べ、積極的な姿勢を見せて白星を持ち帰ることを誓った。

 日本代表は9日に開催国の中国代表と対戦する。