2試合連続でゴールを守った西川「1戦目より手応えがあった」

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[8.5 東アジア杯 日本1-1韓国 武漢]

 GK西川周作(浦和)が2日の北朝鮮戦(1-2)に続いて先発出場し、日本のゴールを守った。PKによる失点はあったが、高めに設定したDFラインの背後に広がるスペースをしっかりと守った。

「第1戦を踏まえて、声を出すタイミングなども意識しながらできた。勝つことはできなかったけど、1戦目よりは守備としては手応えを感じられた試合だった」

 良さを出せたのは守備面だけではない。ゴールキックではサイドで起点をつくらせるボール、速くて低い弾道のボール、あえて相手と競らせるハイボールと、多くのバリエーションを蹴り分けた。フィールドプレイヤー並みの技術で攻撃の起点になった。

 大会前、ハリルホジッチ監督が多くの選手を使うことを明言していたことや、北朝鮮後にメンバーの大幅な入れ替えを示唆していたこともあり、GKも変更があるかと思われた。しかし、ふたを開けてみれば、大方の予想を覆す2試合連続の先発。だが、西川自身は違う感触を持っていた。

「1戦目に出た選手は、その後の2日間、ほとんどリカバリーに時間を割いていたので、逆に次もあるのかなという気持ちで準備していた」

 先発を言われたのは昼のミーティング。指揮官からは「レッズの試合をしっかり見ている。素晴らしい左足を持っているから、それを試合で出してくれ」と言われ、さらに奮い立った。

 引き分けに終わったことで連覇の夢はついえた。だが、このままでは引き下がれない。「2試合連続で使ってくれたことは大きい。次も出番があれば絶対に勝つよう、しっかり準備をしたい。未勝利のまま帰ることはできない」。3戦連続の先発、そして大会初勝利を誓った。

(取材・文 矢内由美子)


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