「クエン酸」と聞いて、思わず口の中が酸っぱくなってしまう人も多いのでは。クエン酸は、梅干しやみかん、グレープフルーツなどに含まれています。もちろん食材としてそのままでも十分楽しめますが、汚れ落としとしてもクエン酸は力を発揮するので掃除・洗濯をするときも活躍してくれます。クエン酸が私たちの体にどんな影響をもたらしているのか気になりますよね。そこで今回は『この酸っぱさ、たまらな〜い! クエン酸がもたらす2つの働き』をご紹介いたします。

疲れているときこそクエン酸

クエン酸といえば「疲労回復」を期待できるサプリとして有名ですよね。運動をした後やストレスがかかっているとき、私たちの体には乳酸がたまっています。この乳酸を炭酸ガスに代え、尿として排出するためには「クエン酸」が必要になるのです。疲れたときこそ、酸っぱいものを摂れば、疲れも軽減できるかもしれません。乳酸がたまった状態が「筋肉痛」といわれる症状なので、クエン酸を摂取することで同時に筋肉痛を防ぐ役割も果たしているのです。

食欲も回復するって知ってる?

夏場は、暑さにやられて胃腸もお疲れモード。仕事に追われるばかりでまともに食事もとれず、いつもムカムカした状態……。そんなときも「クエン酸」のパワーに期待しましょう。クエン酸を摂取することによって、胃腸の動きが促進され、食欲回復にも力を発揮するといわれています。夏の間は、暴飲暴食を避け、クエン酸が含まれている梅干しや果実を食べておくと、夏バテ知らずになれちゃうかも!?

1日2〜5gが理想

クエン酸の1日の摂取量は2g〜5gが理想的。普段、活動的な人、あるいは疲れがたまっている人は1日の摂取量よりも多めにとるといいでしょう。クエン酸は時間が経つと体外に排出されるため、副作用の心配は特に要りませんが、体質によっては、クエン酸を過剰に摂取すると、下痢や吐き気といった症状がでる可能性もあります。他のサプリメントと同様に、過剰摂取は控えましょう。暑い夏を乗り切るためにも、クエン酸を積極的に摂取して、ダウンする前に、ある程度疲れを軽減しておきましょうね。


writer:山口 恵理香