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前回は「恋人にしたい戦国武将」を紹介しましたが、今回の舞台は幕末です。そう、幕末の志士たちです!

幕末志士とは海外からの圧力に揺れ動いた幕末時代に新撰組をはじめ、幕府を立て直して国を守ろうとしたもの、はたまた奇兵隊のように幕府を倒して新しい政治体制を作ろうとしたものと思想は様々ですが、日本を良くしようと働いた者たちのこと。彼らの魅力は自分が信じた道を一身に生きる強さと雄々しさ。そんな幕末志士から、歴史好き女子が独断と偏見で選んだ恋人にしたい5人を紹介していきます。

○生涯を新撰組に捧げた男、鬼の副長・土方歳三

まずは、言わずと知れた新撰組鬼の副長こと、土方歳三。土方は戊辰戦争によって函館で散る最期の最期まで、新撰組に命を捧げました。規律に厳しく隊士からは怖がられていたようですが、実は俳句が趣味という風流な一面も持っていました。また、土方は古写真も残っているのですが、これがまた男前! 涼しい目元が特徴的で、現代に生きていても人気が出そうな顔立ちをしています。

ただ、手が早く彼女を取っ替え引っ替えしていたようなので、付き合うとすれば一夜限りの相手となるでしょうか。ですが、そんな土方をいかにして自分の元にとどまらせるかを考えるのも面白いかもしれませんね。

○志半ばで散った不思議な色気を持つ高杉晋作

続いて紹介する高杉晋作は、奇兵隊を率いて倒幕の道を切り開いた幕末志士です。高杉は朝廷の敵となったことに驚いて戦わずに降伏した長州藩(現在の山口県)を敵を作ってでも立て直したほど、行動力がありました。

そんな高杉は気性が荒かったことで有名ですが、実は家に帰ってきた時には妻に優しかったようです。また、敵の多い人だったので哀愁と不思議な色気をもっており、そこにキュンとする女性も多いのではないでしょうか。ただ、忙しくてあまり家に帰らなかったうえに、実年齢で27歳という若さで亡くなってしまうので、彼女になったら寂しい思いをするかも。

○先見の明に長けていた懐が深く豪快な勝海舟

今度は幕臣から。戦渦に巻き込まれそうになった江戸で無用な血が流れるのを阻止した勝海舟です。当時、外国に対していい印象を持っていなかった日本人には珍しく、外国の凄さを認めて日本を近代化することにイチ早く目を向けていたのです。

そんな柔軟な考えを持てる勝ですから、彼女になったら理不尽なことで喧嘩するのではなく、話し合いながら解決してお互いに高め合える関係になれそう。また、根っからの江戸っ子だったので、豪快で気前が良く男らしいところを見て、さらにほれ直すかもしれません。

○文武両道の新撰組総長、美男子・山南敬助

新撰組と言えばこの人も忘れてはいけません。烏合の衆だった新撰組を頭脳派として支えていた山南敬助です。穏やかで優しく、隊士からも慕われていました。しかし、思想の違いから局長の近藤勇らと距離を置くことになり脱走を図ったため、切腹させられてしまいます。その最期の姿は堂々としていて、立派だったと語られています。

頭脳明晰で知られている山南ですが、剣術も免許皆伝の腕前で、さらには美男子。文武両道のイケメンであれば放っておく女性はいませんよね。しかも、山南は明里という恋人を一途に思い続けていたそうなので、彼女になったら大切にしてもらえるはずです。

○幅広い分野に精通した好奇心旺盛な榎本武揚

最後に紹介するのは、オランダ留学により航海術や国際法など様々な分野に精通していた榎本武揚。旧幕府軍と新政府軍の争いである戊辰戦争では旧幕府軍として敗北したにも関わらず、その能力を買われて明治新政府の役人として活躍しました。さらに、榎本は好奇心が旺盛で新しい物好き。流星刀という隕石(いんせき)で作った刀を所持していたのだとか。

冒険精神旺盛な榎本の彼女になると、外国のいろんな最先端の技術や流行に触れることができるでしょう。さらに、面白い話も聞けるので、一緒にいても新鮮で飽きないのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか。前回の戦国武将とは違い、あまりにも破天荒な人というよりは、自分の信念を突き通した男性として魅力ある人物がラインナップに入ったのではないかと思います。やはり、恋人でも夫でも人として尊敬できる男性と付き合っていきたいものですね。戦国武将とは違って古写真なども残っているので、気になった人物の画像などを探してみるのも面白いかもしれません。

※写真はイメージで本文とは関係ありません

○筆者プロフィール: かみゆ歴史編集部

歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ、『国分寺を歩く』(ともにイカロス出版)、『日本の神社完全名鑑』(廣済堂出版)、『新版 大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。
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(かみゆ歴史編集部)