突然耳の奥が痛み始めることがあります。「水泳をして耳に水が入ったわけでもないし、大音量で音楽を聴いてダメージを受けてもいないし。原因が見当たらない」という人は、もう少し自分の生活を振り返ってみましょう。痛みはストレスや筋肉疲労から起こる片頭痛かもしれません。ここでは、耳の奥の痛みの原因と対処法についてまとめてみました。

耳の奥の痛みは緊張型頭痛かも

耳の奥の痛みが起こる原因には、肩こり、耳垢、中耳炎、顎関節症、扁桃腺の腫れ、髄膜炎などが考えられます。激しい痛みや原因が特に見当たらないときには、「緊張型頭痛」を疑ってみましょう。このタイプの頭痛は、鈍くじわりと耳をしめつけるような痛みが持続して、めまいや肩こりが起こることが多いです。

緊張型頭痛の原因はストレスと筋肉疲労

緊張型頭痛は、ストレスと筋肉疲労が原因で起こります。ストレスがたまると、脳の機能が低下するため、痛みを緩和できず頭痛になるのです。猫背など姿勢が悪かったり、パソコンに長時間向かって同じ姿勢でいたりすると筋肉が緊張して血流が悪くなります。乳酸が筋肉にたまって筋肉のpHバランスが酸性になり神経を刺激するので片頭痛が起こるのです。肩こりも同じ理由から筋肉疲労が起こっている状態だと思ってください。

緊張型頭痛を改善するには?

筋肉の緊張をほぐして血流をよくすると緊張型頭痛は改善されます。ストレッチやマッサージを行うこと、シャワーではなく湯船に入ることで筋肉が柔らかくなり、血行がよくなります。血流の流れがよくなると、乳酸が肝臓に運ばれて分解されるため疲労が回復します。栄養面では疲労回復効果のあるビタミンB1やビタミンC、体調を整えるミネラルをしっかり摂りましょう。ジョギングやウォーキング、水泳など有酸素運動も効果的です。ストレスは、規則的な生活時間をまもり、睡眠をたっぷりとることで解消されることもあります。好きな音楽を聴いたり、お部屋でアロマを焚いたりするのも効果的。忙しい一日のうち眠る前にはぜひゆったりできる時間を持ちましょう。


writer:松尾真佐代