沖縄流の「おしぼりコースター」を再現してみた

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沖縄民を一瞬で見抜く方法が、居酒屋で出される「おしぼり」の使い方にあるという。


沖縄流の「おしぼりコースター」を再現してみた

関東出身の筆者にとって、おしぼりはおしぼりであり、手や顔を拭く以外の用途で使うことはほとんどない。使い終えたおしぼりは、適当に丸めてテーブルの端っこに置いておくのが普通だろう。

けれども、沖縄民はもっと柔軟で合理的な使い方をするのだとか。なんと、使い終えたおしぼりを綺麗に四つ折りにして、グラスを置く「コースター」代わりにするのである。

沖縄県民がおしぼりコースターを使う理由は、「本土に比べて××が高い」から

おしぼりをコースター代わりにするのは、本土の人間にとっては全く信じられない使い方だが、沖縄県民にとっては至極当たり前のことらしい。ツイッターでも、沖縄県民とみられるユーザーを中心に、「おしぼりコースター」について様々な意見が寄せられている。とくに、沖縄だけの習慣だと知って驚いている地元民の声が多く見られた。

そのいくつかを、抜粋して紹介したい。

実は、沖縄民がおしぼりコースターを使うのには理由がある。湿度の多い沖縄では、グラスの表面にできる(結露する)水滴の量が本土よりも多く、一般的な厚紙のコースターだとテーブルが水浸しになってしまうそうだ。そのため、水分をよく吸うおしぼりをグラスの下に敷く習慣が定着したのだという。なるほど沖縄以外でも、湿度の高い夏の日には1度試してみる価値があるかも。