シンガポールの華字メディアである聯合早報は3日、2022年冬季五輪の開催地が北京市に決まったことについて、各国メディアがどのように報じたかを伝える記事を掲載した。(写真は聯合早報の3日付報道の画面キャプチャ)

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 シンガポールの華字メディアである聯合早報は3日、2022年冬季五輪の開催地が北京市に決まったことについて、各国メディアがどのように報じたかを伝える記事を掲載した。

 記事はまず英メディア・BBCの報道として、「22年冬季五輪の招致レースが始まった当時、北京とカザフスタンのアルマトイはともに有力候補としては見なされていなかった」と伝える一方、欧州から立候補していた都市が経済や政治的な理由で招致レースから脱落し、北京が最終的な勝者になったと報じた。

 また、フランス紙「Les Echos」が「アルマトイは大規模な国際イベントの開催経験という点で北京に見劣りしていた」と分析したことを紹介。また、英紙タイムズが「候補地の多くが五輪開催による巨額の支出を懸念し、断念するなか、北京は自然な降雪が少なく、大気が汚染されていても落選の理由にならないことを示した」と論じた。

 続けて、英紙デーリー・メールの報道を引用し、北京が打ち出した「選手中心」、「持続可能な発展」、「倹約による開催」というコンセプトは国際オリンピック委員会(IOC)の改革のルールに呼応するものだったと指摘。さらに、北京は08年の夏季五輪の施設と開催経験があるとし、「運営コストを低減させ、倹約を実現できる」と伝えた。

 また記事は、AFP通信の報道として、「IOCが北京を開催地に選んだのは、北京が冬季五輪を成功させられると信じているからに他ならない」とし、08年夏季五輪で証明したように、中国は国際大会を成功させる方法を知っていると論じたことを紹介した。(編集担当:村山健二)(写真は聯合早報の3日付報道の画面キャプチャ)