瑠璃光院 白蓮華堂の格付け

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急増する「自動搬送式の納骨堂」。果たしてこの新しい形のお墓は、救世主なのか、時代の徒花なのか。ダイヤモンドQ編集部では、覆面調査を交えた独自調査で8施設を格付けしたのでその一部をお見せしよう。

瑠璃光院 白蓮華堂(東京・新宿)を、本誌が覆面調査!

 「JR新宿駅南口から徒歩3分」というアクセスの良さから、毎日のように見学に訪れる人がいるほど注目を集めている。すでに荒川区町屋で自動搬送式の納骨堂を完売した実績を踏まえ、経営破綻した専門学校の跡地を購入して、新宿の南口に昨年9月にオープンした。外観はハスの花をイメージしたデザインで、巨大なモニュメントのようにも見える。そこでダイヤモンドQでは覆面調査を敢行した。

 地下にしつらえられた納骨堂は、壁面に水が流れ、地上の明かりが差す西側と岩壁になった東側の2列に分かれる。それぞれの列に墓石の配置されたブースが並んでいる。パーソナルの永代使用料は100万円で、子孫に引き継げるファミリータイプが180万円と200万円になる。

 さらに、20人前後が入れる個室の納骨堂も用意されている。「こちらの個室はプライバシーを守れます」(職員)という付加価値があり、永代使用料は500万円に跳ね上がるとういから驚きだ。

 見学者を納骨堂に案内してくれるのはお寺の職員で、本堂を一緒に回って説明してくれるのは僧侶という流れになっており、「宗教性」格付けはAとした(格付け方法は後述)。ただし、ここは岐阜県にある光明寺の別院という扱い。光明寺としては全国で6カ所目の霊園・納骨堂だ。リスクを取って納骨堂事業を拡大していることなどから、「永続性」は格付けDとなった。

 建物内は、有名建築家が造ったというだけに、寺とは思えないピアノのある部屋や座禅も組める天井の高い部屋がある。また、本堂の壁には敦煌研究院の全面的協力を得て第220窟阿弥陀浄土図が原寸で再現されており、「研究者や愛好家が、見学によく訪れます」(僧侶)という。

 ぜいを尽くした調度品や目立つ外観は、超高級マンションのような話題性を持っていたが、果たして町屋に続いて完売となるかダイヤモンドQも注目するところだ。

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