Doctors Me(ドクターズミー)- ジョブスも実践していた、「叫ぶ」セラピーとは!?

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最近思い切り叫んだことはありますか?
大きな声で叫んだ時、すっきりした気持ちになる体験をしたことはないでしょうか。この叫んですっきりすることを利用したのが叫ぶセラピーです。
今回はスティーブ・ジョブズも行っていたといわれるこのセラピーについて医師に解説していただきました。

子どもの頃のトラウマを再度体験する?原初療法とは!?

叫ぶテラピーは、絶叫療法や原初療法、プライマルテラピー(primal therapy)とよばれ、アメリカの精神科医であるアーサー・ヤノフによって考えられました。
彼は、長い間抑圧された子どもの時の心のトラウマやネグレクト、愛情不足、欲求が両親などから満たされないことなどからくる心の痛みによって、大人になってから神経症や、情動障害とよばれる感情などの問題が生じるようになると考えました。
そして、繰り返し子どもの頃にさかのぼり、その苦しみを再度体験しその気持ちなどを表現することで、抑圧した感情を解き放ち、神経症などの治療となるという原初療法を考えました。心の中にたまっていたマイナスの感情や思いを、大きな声で吐き出すことで、満足感が得られすっきりするといわれています。

なぜ大声を出すことが癒しにつながるの?

スティーブジョブズや、ジョン・レノンもこのテラピーを行っていたとされ、子どもの頃のつらさなどを繰り返し叫ぶ療法を行っていたともいわれます。
一般的には、診察室などで叫ぶテラピーだけが単独で行われるわけではなく、最近では自己啓発セミナーなどで活用されることがあるようです。大きな声で感情を吐き出したり、言語化するという行為はストレスなど心の中でたまって、うつうつしていたものを解放することを可能にするので、晴れ晴れとしたすっきりした、浄化された気持ちになり、カタルシスを感じることができます。

【医師からのアドバイス】

幼い頃の心の傷だけでなく、日常でもストレスや悩みを感じた時にはカラオケボックスや車の中、見はらしのいいところなどで思い切り叫んで、晴れやかな気持ちになってみるのはどうでしょうか?