インテル長友、移籍交渉が難航か…ガラタサライと金銭面で隔たり

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 イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は3日、インテルに所属する日本代表DF長友佑都の移籍に関して、ガラタサライとの交渉が難航していると報じた。

 今夏、長友には多くの移籍話が浮上する中で、有力候補に挙げられていたのがガラタサライだった。一部メディアは、元チームメイトのオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルの説得に応じたと報道。2日にはイタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』が、ロベルト・マンチーニ監督は長友が放出要員であることを明言したと伝え、移籍は加速するものと見られていた。

 しかし、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によると移籍金で折り合いが合わず、交渉が難航しているという。インテル側が元ブラジル代表MFフェリペ・メロを1年契約で獲得し、長友の移籍金を500〜600万ユーロ(約6億8000万〜8億1000万円)と設定しているのに対し、ガラタサライはF・メロと長友の移籍金として200〜300万ユーロ(2億7000万〜4億円)を提示。両者の要求に大きな隔たりがあり、移籍成立は困難なようだ。

 インテルは2日にガラタサライとのプレシーズンマッチを実施。招集メンバーから外れた長友はイタリアに残り、トレーニングを行っていた。