ワンフェス2015夏:エヴァンゲリオン20周年で名場面のジオラマ展示。新作版権物多数

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2015年7月26日(日)に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル、通称ワンフェスより。ガレージキットおよびオリジナル造形物などの展示即売会であるワンフェスでは、新世紀エヴァンゲリオンの20周年記念ブースが設置され、TVシリーズ、劇場版、新劇場版を含む映像作品の名場面を再現したジオラマが展示されました。

また、これまでに通常販売やクレーンゲーム向けプライズなどの形で発表されたエヴァンゲリオン関連のフィギュアを一堂に集め、1990年代から現在にいたるガレージキットの歴史を振り返る展示も用意。さらにゲームや映画に登場するキャラクターやマシンなどを立体化したモデルの参考展示など『キャラクター』と『フィギュア』を軸として、様々な分野からブースが展開されました。キャラクターコンテンツであると同時に、立体造形技術の進歩も俯瞰できる展示の様子をギャラリーでお伝えします。

ワンダーフェスティバルは、海洋堂の主催で年2回開催。次回は2016年2月7日(日)、開場時間は10〜17時。入場料は2000円。

エヴァンゲリオンは、1995年から翌96年にかけて地上波で放映。その後製作された劇場版と新劇場版においても、数々の名場面を生み出しました。今回のジオラマ展示では、同シリーズを視聴したことのある人なら印象に残っているであろうシーンをモデルによって忠実に再現しており、思わず足を止めて展示に見入ってしまう出来栄え。来場者にも好評の様子でした。

新劇場版:破で落下してくる第8使徒を受け止めるべく疾走する初号機

TV版にのみ登場した第7使徒イスラフェルの撃破シーン

このほかにも数多くのシーンがジオラマで再現されました

市販フィギュアの展示解説によれば、90年代から現在に連なる美少女フィギュアのクオリティが向上するきっかけになったのは『美少女戦士セーラームーン』であり、その流れを加速したのがエヴァンゲリオンだったとしています。また、同作をきっかけに造形の活動を始めた原型師も多く、現在の業界を支えるきっかけとなった作品と振り返っています。

ブースでは、同作に登場する碇シンジ、綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、葛城ミサト、渚カヲル、真希波・マリ・イラストリアスといった人物だけでなく、主人公側の搭乗兵器であるエヴァンゲリオン、敵役として登場する使徒の造形物も多く展示していました。

現在では入手困難なフィギュアも多く展示されており、ブース全体がエヴァのフィギュアで構成されていることから、来場したファンからは「持っているものもあるが、自宅で見るのとはまた違った楽しさがある」との声も聞けました。

2015年は作品として20年の節目を迎えると同時に、設定上エヴァンゲリオン本編で描かれる物語が始まった年でもあります。今冬には新劇場版エヴァンゲリオンの完結編とされているシン・エヴァンゲリオン劇場版の公開が噂されており、もし事実であれば、あと半年以内には新劇場版の結末を見ることができることになります。

また、8月17日には、日本テレビの『映画天国』において『エヴァまつり 新世紀エヴァンゲリオン・セレクション』が放送される予定です。内容は、地上波版から選ばれた3つのエピソードと、Webサイト『日本アニメ(ーター)見本市』において配信された短編作品『evangelion:Another Impact(Confidential)』および『until You come to me』。