日本vs北朝鮮 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

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[8.2 東アジア杯 日本1-2北朝鮮 武漢]

 東アジア杯連覇を目指す日本代表は2日、中国・武漢の武漢スポーツセンターで北朝鮮代表と対戦し、1-2で敗れた。前半3分、MF武藤雄樹の史上29人目となるデビュー戦ゴールで先制したが、後半33分に追いつかれると、同43分に2失点目。痛恨の逆転負けでハリルジャパン初黒星となった。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督

「確かにガッカリしている。我々はこの試合に勝つためにしっかり準備してきた。スタートは良かったと思う。得点を取るための機会もつくった。しかし、チームのフィジカル的な問題で、最後まで持ちこたえることができなかった。数人の選手がフィジカル的にきつい状態だった。交代で入ってきた北朝鮮の20番の選手(パク・ヒョンイル)が違いを見せつけたかなと思う。勝利するにはより得点が必要だったが、毎試合、このように(得点の)機会をたくさんつくりながら得点が入らない。

 非常にガッカリしている。残り2試合、何か違うことにトライしないといけない。このような大会では少し準備期間が欲しかった。日本のフットボールが(それについて)疑問を抱かないといけない。これは言い訳で言っているわけではない。3日前に(中国に)たどり着いて、(戦術練習は)1回のトレーニングしかしていない。相手は何週間かの準備期間があった。それが決定的な違いを生んでしまったと思う」

―ハーフタイムの指示は?

「ハーフタイムには『2点目を狙いに行こう』と話した。その2点目によって、こちらが完全に支配できると。ボールを奪ったときに前へ行くべきなのか、少しキープすべきなのか迷っていた。周りで動いている数も少なかった。そして簡単にボールを失っていた。フィジカル的にきつい選手が何人かいた。暑さもあった。試合が進むにつれて、何人かの選手は走れない状態になった。この失敗してしまった試合については多くのディスカッションをしないといけない。我々よりもフィジカルの強い相手に対抗できなかった。今夜も10回以上の決定的なチャンスがあった。このように失敗し続けてはいけない。失望もしているし、ガッカリもしているが、こうなってしまったと言うしかない。なでしこが負けてしまったので、我々は勝たなければならないと話していたし、勝ちたかったが、本当にガッカリしている」

―次に向けては?

「次は何人かの選手を代えることになる。何人かの選手にはすでにかなりの疲労がある。ケガもあるし、おそらくプレーできない。今日は空中戦でかなり支配されてしまった。毎回の空中戦に我々は負け、毎回の空中戦に彼らが勝った。大したことはできないが、他のプレイヤーにチャンスを与えるということだ。そして、日本のフットボールに関わる責任ある方々が今日、何が起きたかをしっかり見てほしいと思う。疑問を抱かないといけない試合だったと思う。大会に入る前も疑問を投げかけたが、今日もその疑問を投げかけたい。残念ながら私のほうが正しいと思う。真実を見ないといけない。これが日本のフットボールの現状だと思う」

(取材・文 西山紘平)


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