宇佐美交代は温存?「交代があるというのは言われていた」

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[8.2 東アジア杯 日本1-2北朝鮮 武漢]

 エースゆえの温存だったのだろうか。1-0で迎えた後半11分、ハリルホジッチ監督が最初に切ったカードはFW宇佐美貴史に代えてMF柴崎岳というもの。今回のメンバーでは唯一、ハリル体制下で全試合に出場している背番号11が早々にピッチを去った。

「交代(の可能性)があるというのは言われていたので、その中でという感じだったけど、そういう中で結果を出せていないし、悔しいです」

 1-0の前半12分、MF武藤雄樹のヒールパスから右足でシュートを打ったが、GKの正面。同38分にもエリア手前から強烈な右足ミドルを放つが、GKのセーブに阻まれた。同44分には鋭い動き出しから武藤のパスを受け、ゴール前にマイナスのクロス。FW永井謙佑の決定機を演出したが、決め切れなかった。

「こういう暑さの中でどれだけ戦えるか。最後は踏ん張り切れなかったし、攻撃面でも追加点を取れなかったのはすごく悔しい」。自分がベンチに下がってからの逆転負け。まさかの黒星スタートとなったが、落ち込んでいる時間はない。

 ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見で「一人の選手が3つの試合に出るのは難しい。特に中盤と前線は頻繁に変えないといけないのかなと思っている」と語っていた。8日間で3試合をこなす過密日程に、キックオフ時点で気温35度を超える酷暑。過酷な環境の中、中2日で韓国戦を迎える。

(取材・文 西山紘平)


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