ハリルホジッチ監督は、チャンス逸の事実は認めつつも、「フィジカル的な問題が決定的な違いを生んでしまった」と言及。中2日で迎える次の韓国戦では、何人かの選手の入れ替えを示唆した。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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「(北朝鮮に敗れて)ガッカリしているのは確かです。我々はこの試合に勝つためにしっかり準備をしました。スタートは良かったし、得点を取るためのチャンスも作ったと思います。しかしながら、フィジカル的な問題で最後まで持ち堪えることができませんでした。数人の選手がフィジカル的にキツい状態であり、それで彼らは支配されてしまった。交代で入ってきた北朝鮮の20番の選手(パク・パイヨニル)に違いを見せつけられました。

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 毎試合このように多くのチャンスを作りながら得点が入らない。非常にガッカリしています。残り2試合、なにか違うことをトライしなければいけないな、と。
 
 すでに話しましたが、このような大会に臨むには少し準備期間が欲しかった。そして、日本のフットボールがやはり疑問を抱かなければいけないと思います。これは言い訳ではありません。3日前に(武漢に)到着して、1回しかトレーニングをしていません。しかしながら、相手は何週間かの準備期間があった。フィジカル的な問題が、決定的な違いを生んでしまったと思います」
 
――前半は非常に内容が良かったが、1点しか取れなかった。それを受けて、後半にどのようなサッカーをするという話をしたのでしょうか?
 
「ハーフタイムでは、2点目を狙いに行こう、と。その2点目によって、おそらくこちらがもう完全に支配できるだろうとも言いました。我々がボールを奪った時に、前に行くべきなのか、それとも少しキープすべきなのかというところを迷っていました。周りで動いている人数が少なかったですし、ボールを簡単に失ってしまっていた。
 
 そして先ほども申し上げましたが、フィジカル的にキツい選手が何人かいました。暑さもありましたが、試合が進むにつれて何人かの選手はもう走れない状態になってしまいました。選手ともたくさん話してきましたし、たくさんの準備をしてきました。ただ、我々よりもフィジカルが強い相手に対して、我々が対抗できなかったのが現実です。この失敗してしまった試合に関しては、多くのディスカッションをしなければいけません。
 
 今夜も10以上の決定的なチャンスがありました。しかし、このように失敗し続けてはいけないと思っています。失望していますし、ガッカリもしていますが、『こうなってしまった』と言うしかありません。(前日に)なでしこが負けてしまったので、我々が勝たなければいけないという話をしました。私は本当に勝ちたかったんですが、負けてしまいました。本当にガッカリしています」
 
――今から次へ進むために、どう準備をしていきたいですか?
 
「おそらく何人かの選手を交代して使うと思います。かなり疲労していますし、怪我もありますので、おそらくプレーできないでしょう。特に今日は空中戦でかなり支配されてしまった。我々は空中戦で毎回負け、北朝鮮が毎回勝った。本当に大したことはできませんが、他のプレーヤーにチャンスを与えるということです。
 
 そして、日本のフットボールに関わる責任ある方々が、今日なにが起きたかをしっかり見てほしいと思います。(北朝鮮戦は)私たち自身に対してしっかり疑問を抱かなければいけない試合だった。この大会に入る前もその疑問を投げかけましたが、今日もまたその疑問を投げかけたい。真実を見なければいけないし、私のほうが正しいと思っています。これが日本のフットボールの現状です」