チアシードの次に注目されている「フラックスシード」。美肌・ダイエット効果、生活習慣病・更年期障害予防、メタボリック症候群予防などさまざまな健康効果が期待されるスーパーフードです。その効能をここではくわしくご紹介します。

フラックスシードってなに?

フラックスシードは日本では「亜麻仁の種」といわれています。亜麻は中近東が原産で、夏に白色や青紫色の花をつける植物。茎の繊維から作る布がリネンで、古くから衣類の素材に使われてきました。古代エジプト時代にはミイラを包む布や食料につかわれていたそうです。

フラックスシードの美肌&便秘解消効果

フラックスシードには必須脂肪酸であるαリノレン酸が含まれます。αリノレン酸は、体内では作られないn-3系(オメガ3)脂肪酸。同じ仲間に青魚など魚介類に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)があります。αリノレン酸は、細胞膜を柔らかくして血流を促進、コレステロールを減少させて脂肪の代謝をアップする効果があるので、動脈硬化、脳卒中、関節炎、肥満、アレルギー予防にもなるといわれます。さらに、紫外線から肌をまもり肌にハリやうるおいを与える効果にも注目。フラックスシードは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含みます。食物繊維は、体内の有害物質を排泄し、腸の活動を活性化して腸内環境を整えるので便秘解消効果も期待できるのです。

フラックスシードには女性ホルモンと同じはたらきが

フラックスシードに含まれるリグナンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じようなはたらきを持ちます。女性ホルモンは加齢とともに減少するため、イライラや不安感などが出やすく、冷え症や肩こりも起こりがちです。そんな症状を予防・緩和するのがリグナン。更年期のホットフラッシュを緩和するほか、がんのリスクを低下させるという研究結果もあります。

フラックスオイルはバターの代わりにもなりますし、粉のタイプはヨーグルトやシリアルなどにも相性抜群。パン、シリアル、サプリメントなどに使われていますので、ぜひチェックして健康生活に役立ててくださいね。


writer:松尾真佐代