<クイッケンローンズ・ナショナル 3日目◇1日◇ロバート・トレント・ジョーンズゴルフクラブ(7,385ヤード・パー71)>
 米ツアーでは初となる単独首位で迎えた決勝ラウンド。最終組でトータル11アンダーから出た石川遼は3バーディ・3ボギーの“71”とスコアを伸ばせず、8位タイに後退した。
初日にはホールインワン!石川遼の歩みを写真でチェック
 米ツアーで絶大な人気を誇るリッキー・ファウラー(米国)らとの最終組スタート。数々の舞台を経験してきた石川にもさすがに緊張は隠せなかった。「この状況に慣れはゼロ。リッキーを見てると、慣れてる感じで平然とスタートした。今日はスコア以上に差をひしひしと感じた」。
 1番で4メートルを沈めてバーディ発進。3番をボギーとするも、5番パー5でバーディを奪うと、7番でもバーディを奪って上位をキープしたまま後半のプレーに入った。しかし、10番でセカンドをグリーン手前のバンカーに入れてボギーとすると、13番でもボギー。終盤に訪れたチャンスも決めきれず足踏みを続けたままムービングサタデーを終えると「すごい悔しいイーブンパー」と唇をかんだ。
 ショットにもこの日はブレが出た。テレビ放送では海外の解説者にスイングをスローモーション解析され、「前傾角度が変わらないスイング」と賞賛されたが、「うれしいけど、今日は前傾角度が変わりまくっているスイングが今日は沢山あったのでちょっと恥ずかしい」と苦笑い。「ウェッジからアイアンまでちょっと右目。アイアンが特に良くなくて、全体的に負のスパイラルになってしまい、パッティングも2つ短いのを外してしまって、ちょっと流れ的に悪い感じだった」。
 上位に踏みとどまったことに関して「今は今で必死なので、あんまり自分では」と手ごたえを感じとれずにいるが、「心が折れる瞬間は何回もあったけど、16番から18番はセオリー通りのプレーができた」と踏ん張って優勝の可能性は確かに残した。米ツアーでの3打差は数字以上に大きい差。それでも、迎える明日の18ホールは今季最大のチャンスといっても過言ではない。
 「届く可能性がある限り(優勝を)目指したいと思う。まずはアウトで良いプレーをしたい。それが出来れば後半チャンスが出てくる。上も伸ばすので、勝つためには初日に近いスコアが必要かも」。今季の現状はシード権すら危うい位置。もちろん下部ツアーとの入れ替え戦も考えなければならない時期だ。だけど、「優勝すればすべては解決する」。気持ちはまっすぐ頂点を見ている。
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