気温も湿度も高くなって、寝苦しい夜が続きます。夏は、通常の疲労に、紫外線を浴びることによるダメージが加わるので、しっかり睡眠が取れないと、ダルイ、食欲が湧かない、疲れが取れないといった夏バテの症状になってしまいます。

きちんと眠れているかチェックしてみて

夏バテを防ぐには、とにかくぐっすり眠ることが先決です。きちんと眠れていると思っても、実は眠りが浅くすぐに目が覚めてしまうなんてことはありませんか? 夏バテを防ぐ快眠チェックをしてみましょう。布団に入ってから寝付くまで時間がかかる途中で何度も目覚めてしまう朝寝起きが悪くすっきり起きられないきちんと寝ているのに疲れが取れない昼間眠気に襲われることが多いひとつでも当てはまる方は、ぐっすり眠れていない可能性があります。

深い眠りのために摂りたい栄養は?

真夏でもぐっすり眠るためには、寝室の環境を整えることも大切ですが、ここでは、食事面で気を付けたいことをご紹介します。良質な眠りに必要な栄養素は、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン・ミネラルです。

ブドウ糖(炭水化物)で脳の活動をサポート

眠っている間も脳は休まずに動いています。脳はブドウ糖をエネルギーにするので、不足してしまうと深い眠りに入ることができません。ノンレム睡眠(深い睡眠)の時、脳内では抑制系の神経伝達物質セロトニンが活動していますが、その働きを支えるのがブドウ糖です。ブドウ糖は、炭水化物で摂取することができます。夕飯にご飯やパンなどの炭水化物を摂ることは大切です。

セロトニンはアミノ酸から作られる

深い睡眠のために必要なセロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンから作られますが、トリプトファンは体内で合成することができないので、食事から摂る必要があります。トリプトファンが多く含まれるバナナ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、チーズ、アーモンドなどを食べることで、深い睡眠を得ることができるのです。

ビタミンでは代謝を促進するビタミンB群に注目!

ビタミンの中でも、ビタミンB群はタンパク質、糖質、脂質の代謝を促進する働きをします。食べたものがエネルギーに変換されることによって、体の修復も可能になるので、積極的に摂りましょう。カルシウムには、神経を落ち着かせる働きがあるので、眠る前に摂取すればぐっすりと眠れる効果があります。


writer:岩田かほり