[8.1 東アジア杯 日本女子2-4北朝鮮女子]

 女子東アジア杯が1日に開幕した。日本女子代表(なでしこジャパン)は北朝鮮女子代表と対戦し、2-4で敗れた。第2戦は4日、韓国女子代表と対戦する。

 W杯を準優勝で終えたなでしこジャパンの新たな戦いが始まった。メンバーは初招集の4人を含めた若手中心メンバーで編成され、W杯メンバーは6人にとどまっていた。

スタメン

 試合の入りは良かった。なでしこは8分に獲得したFKからMF上尾野辺めぐみのシュートで惜しい場面を作るなど、北朝鮮ゴールに迫った。しかし、あと一歩決定力を欠いてしまい、得点することは出来ない。

 すると前半23分にピンチが訪れる。エリア内でMF京川舞がFWラ・ウンシムを倒してしまい、PKを献上。しかしMFキム・ウンジュのシュートは山根が完璧に読み切り、難を逃れる。

 しかし前半36分、北朝鮮が均衡を破る。右サイドでFKを獲得した北朝鮮はDFユン・ソンミがゴール前にクロスボールを入れる。これをFWリ・エギョンがコースを変えて流し込み、先制点を奪った。

 後半に入ると、試合の流れはさらに激しくなる。まずは4分、右サイドからのFKを上尾野辺が狙うと、FW菅澤優衣香がニアでつぶれたことによりフリーとなっていたMF増矢理花が胸トラップから落ち着いて蹴り込み、試合を振り出しに戻す。

 まだシーソーゲームは続く。今度は北朝鮮が後半20分、カウンターからラ・ウンシムが持ち込むと、横パスを受けたリ・エギョンがこの日2点目を押し込み勝ち越しに成功。ただ、なでしこも同25分、MF杉田亜未が弾丸ミドルシュートを突き刺し、再び同点に追いついた。

 しかし若手中心のメンバーでは、北朝鮮の圧力には耐えられなかった。後半29分にゴールネットを揺らされた場面はオフサイド判定に助けられたが、同34分、抜群のテクニックを見せる10番MFラ・ウンシムにゴールネットを揺らされると、同36分にもラ・ウンシムに決定的な4点目を奪われた。

 メンバー発表会見で佐々木則夫監督は、「“チャレンジなでしこ”じゃないけど、そういう意味合いを持って頑張ってもらいたい」と期待を寄せた今回の東アジア杯。若い世代に経験を積ませるという意味合いの強いメンバー構成になったが、佐々木監督は「ただ経験だけでは帰ってこれないので、優勝を意識づけて戦わせるつもり」とキッパリ話した。初戦は厳しい結果となったが、2戦目以降の奮起に期待したい。


●東アジア杯2015特集